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フィクションでヤクザや反社を親しみやすく描いても常識があれば大丈夫かというと、そうでもないと思う。常識は人によって違うだろうし、常識に揺らぎをもたらすのがフィクションの魅力でもあるから。
警察や公安や政治家の美化も苦々しく思っている。
「悪党・ヤクザ・ナショナリスト」書評 裏の日本史から浮かぶ国の本質
https://book.asahi.com/article/13656167
“２０世紀に入ると政党の圧力団体である「院外団」が組織され、その中で「ヤクザ」が政治に関与するようになる。勢いを増していた労働運動や社会主義を鎮圧するために、国家主義思想を濃厚に抱く「暴力団」が、政財界の先兵として暗躍した。しかし、帝国議会内で暴力事件が多発するに至り、政党制は掘り崩されてゆく。”