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 前方を歩いていた背広姿の男が突然うずくまり指をしゃぶりながら甲高い声で泣き始めた、それを受けて、近くを通りがかった乳母車から赤ん坊がおりてきて、すっくと両足で地面に立つと小さな両手を広げ歩み寄り、号泣する男を無言で抱きしめる。

館長仮名 さんがブースト
館長仮名 さんがブースト

イラスト集『霧色郵便』の頒布が始まりました。夏と冬のフルカラーイラスト集です。 torinomebinzume.booth.pm/items


 あいつが美人を褒めるときの言い方が、美しく活けられた花を見たときと寸分たがわず全く同じ言い回しであったのを問いただそうとしたのだが、よくよく考えてみれば人と花の美醜の違いなど俺にもわからなかったので、口をつぐみ思いとどまる。


 この地上でただ一人になろうとも心の中にあなたがいれば孤独ではないだろう、大都市でどれだけの人々に囲まれようともあなたがいなかったら孤独だろう、周囲に存在する人数で寂しさの度合いは数えられない、あなたがいるか、いないか、指標はただそのひとつきりなのだ。

(この類の診断をやると、大抵どっちでもない的ポジションになるのだよな…)

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私は 56.67%男性的、 51.25% 女性的で、 したがって中性的領域 領域にあります。 idrlabs.com/jp/gender-coordina @idr_labsから

くコ:彡今年はどんな年にしようかと 

思っているうちに小正月も過ぎそうになっています、明けておりました。今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
やりくりできる時間、それと数年かけてすっかり体へ馴染んでしまった一行小説の体裁の都合上、今後は恐らく一行小説を軸に創作していくことになろうかと予想しています。
オフで使う年賀状で、鳥獣戯画風のイラストをお手本見ながら下描きなしの一発描きでやってみたのも思いの外楽しかったので、白黒、筆ペン風の一発描きイラストも折りを見て挑戦してみたいです。口猫の猫姿ならワンチャン同じノリでいけるのではとか。
うーん。それにしても私は常に何か書きたい(直訳風の本音)
書いても書いても、書いていない時も、書き終わった時から既に何か書きたい。いつまでこうなんだろうと思っているうちに、とっくに十年を過ぎておりました。個人サイトも今年の五月で八年目です。油断せずに行こう。

追伸:こちらの文章はついったで見かけた相互さんの年末の振り返り記事に触発されて書いたものです。私も今年は一行小説を纏めて本にしたいなあ。そのためにも目指せ200本!

(人からドラゴンになったと予想されるも、最後の「やっぱやめた」ってなるのが最高に可愛い…)>BT

館長仮名 さんがブースト


 風に弄ばれて紙袋が舞い上がる、ビルとビルに区切られた細い空を見上げその行く末を見届けていると、袋は墨を吐いて逃げる蛸のように膨らんだり萎んだりしながら飛んでいってしまった、あれも誰かに捕まるのを恐れているのだろうか。


 いつでも見守りたい、邪魔にはなりたくない、でもたまには見えて思い出してほしい、そう願って私はあの方と一生を添い遂げる影となったのですが、どうやら同じことを願って人の身を捨てた人は思った以上に多いようです、あなたの影は、本当にただの影でしょうか?


「お侍様はいつも仰っていました、絶対に守ってみせようと、私はそれを娘と自分を守ってくれる決意だと思ってずっと聞いていたのです、けれど違いました、あの方が守りたかったのは後世まで語り継がれる瑕疵なき武勇伝、最初から最後まで、あの方は私達を見てさえいなかったのですよ」

(転職祝いにこういった絵を送りつけても笑って許してくれる知人なので、きっと笑ってくれるだろう、たぶん)

突如として鳥獣戯画風のお年賀に目覚めた館長。


 自らが持つ物語を全て話し終わった時がその人間の寿命なのだという化け猫の持論を鵜呑みにした客の男は、ならば語る話しが尽きなければ永劫を生きられるはずだと踏んだらしい、それからは金に糸目をつけずに古今東西の実話や寓話集めに奔走しており、頭の中へしまいきれぬ分を資料として編纂し始めたのがことの始まりだ、いつしか彼の資料庫は図書館として一般へ公開されるようになり、今日に至るまでずっと増築が続けられている。


 何を聞いても否定の言葉を返し続けて生きてきた爺さんは過去に一度だけ肯定を返したことがある、大怪我を負った俺の姪はこのまま死んでしまうだろうか、その弱気な独白を拾って、そうだよ、と一言呟いたそいつの顔は愉快そうに歪んでいた、それまでは生き物ではなく機械のようにさえ思えていたこいつも一端の悪意を持った人間だったのだと初めて気づいた。

鏡狐は文字通り鏡のように色んな人の生き様をそのまま映す。ので、映す対象が変わるとがらりと立ち振舞いや容姿も変わります。メタファー的なあれだと、登場人物二名だけでいかに幅広いものを書くかというそれに対する苦肉のあれ。(最近あれとかそれが多い館長)
そういった設定を付与する前から、結構いろんな格好をさせられていて遊ばれていた執事氏。

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くコ:彡設定雑記 

■両者は『永遠の物語を蒐集する』ことを目的としており、口猫は見聞きして集めた物語を好事家に売って儲け、鏡狐はそれを手伝うために雇われています。
■猫は『自ら体験した奇妙な出来事』を語り、狐は『他者が体験したり発見した不思議な出来事』を語ります。
■永遠の物語を蒐集する、という言葉の意味合いについては、未来永劫その先まで延々と物語を蒐集するのか、永遠にも等しい終わらない物語を集めるのか、どちらでもあり、どちらでもないかもしれません。(※単に語感が気に入って採用しているフレーズという説が濃厚)
■人物の名称、詳細な設定などは割と頻繁にころころ変わりますが、メインの人物はこの二人で固定されています。

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