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 愛する家族を不幸なめぐり合わせで失った猫屋敷さんは私を懐へ招きながら呪文のように唱えた、お前は俺にとってのリセットボタンだ、いつでも俺の一存でこの平和を終わらせることができる、必要になる瞬間がいつ来るかわからないから絶対に傍を離れるな、そう言って固く抱きしめられたが、どれだけ熱が籠もっていようと愛の告白と錯覚することはできそうになかった。

「どうして愛情の有無になんかこだわるんだ。愛していようがいまいが、結局迎える俺達の結末なんてひとつきりだろうに」 猫屋敷

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