>SFに感化された少年が大人になって実現しつつあるSF的な人生 Elon Musk – 洋書ファンクラブ
https://youshofanclub.com/2023/10/12/elon-musk/
別の視点。
イヴォンヌ・シェラット(Yvonne Sherratt)さんの著書に『ヒトラーと哲学者』というのがある。大久保友博(大久保ゆう)さんが翻訳に参加されているというので買って読んだが,なかなかに凄まじい内容だったりする。是非読んで欲しい。
https://www.amazon.co.jp/dp/4560084122
ぶっちゃけ「SFに感化された少年が大人になって実現しつつあるSF的な人生」にとってのSFは,ヒトラー/ナチスにとっての哲学とさして変わらないんじゃないかというのが,件の記事を読んだ時の感想だ。中庸を外した「狂狷」はここまで破滅的になり得るのか。
SFに感化されたIT企業あるいは起業家というのはそれほど珍しくない。 Google なんて最たる企業だし。つか,米国全体がそんな感じだよね。たしか,1980年代半ばに当時の大統領が「20世紀中に火星に行く」とか言ってたんだぜ。そんでもってスペースシャトルだろ。そういうのを目の当たりにした世代が「SFに狂う」のはしょうがないと思うんだよね。
まぁ,しょうがないで済まないから社会問題になるんだけど