ちゃんと「途方に暮れる」力をつけないことには、それを乗り越えてハラをくくる力はつかない。
> 「途方に暮れる」というのは、この忙しい、そして慌ただしい時代にそぐわない言葉かもしれません。途方に暮れてる暇なんてあるんだったら動け、と言いたくもなるでしょう。
https://newspicks.com/news/8804719/body/?ref=timeline_102619
下ごしらえを終えた後にすべてを破棄するのはサステナブルじゃないと思う。
> 現地のパートナーとの契約形態にも課題があった。基本的には「ノウハウ移転」を前提をしない「業務委託関係」だったため、複数の自治体では契約任期満了となった後、誰も引き継ぐ事が出来なかった。
大事なのは、「ちゃんと相手の話を聞いてから、ダメなものはダメだと伝えること(みたいな趣旨)」by ピーター・ドラッカー
> 日本企業には「黙ってルールに従いなさい」という保守的な会社がまだまだ多いようです。
> 現代のビジネスでは、チームのマネジャーが雑談を通してメンバーと綿密にコミュニケーションを図り、どちらの方向に進めばベストなのかを判断することが求められています。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/23/news009.html
研究が想い描く未来と、マイナカードと保険証の紐づけでドタバタしている現状との落差が大きい...
> 電子スーツを着て日常生活を送り、体の各部の体温や心拍数、筋肉の電気信号、体の姿勢などを自動計測する仕組み
組織の役割分担がメンバー間の上下関係に転化しやすい組織文化のもとでは、「うぬぼれ」が生まれやすいのだと思う。
> 私がいろいろなことを言っても、彼らは『自分のやり方でやります』とはっきり言うとそういうタイプ。その当時の技術者は“うぬぼれ”があったのではないかという気がしています。
「好きにしたらいい」話が「良し悪し」の問題になりがちな文化的な土壌があると、たとえば多様性の推進が数合わせの問題としてとらえられてしまう、みたいな状況を生んでしまうと思う。
> 上田さんは自由な髪型は良い、坊主は悪いというような髪型に主に焦点を当てた「脱坊主」報道が盛んになされることに、ある違和感を抱いているという
> おカネは稼ぎたい。自分の欲しいものを買うために。だが、ほとんどの人にとって、何のために仕事をするのかという問題は、利潤の最大化だけで説明できることではない
パーパスをめぐる話を読んで思うのは、「これ、『内発的動機づけが大事だよ』という昔からの話と何が違うのか?」ということです。
生成AIをめぐる議論の多くが「AかBか」論になっているけど、必要なのは「AもBも」論。人とAIをどうバランスするかが大事。
> 今のように、データの打ち間違いを発見することは難しくなるでしょう。AIを疑えないと、間違ったデータを基に、人間社会が構成されるようになるかもしれません
> 入行年次や帰属意識のイメージが強い銀行業界でも、退職者との垣根が低くなりつつある
「新卒一括でイチから育成ではスピードに追いつけない。でも、中途採用にもイロイロあってね」問題に対応するため、拡大内部労働市場に目が向けられるようになったということだと思います。出たり入ったりは当たり前、でも長く働きつづけている人もいる、みたいな多様性が促進されることが理想だと思います。
https://newspicks.com/news/8792524/body/?ref=timeline_4982505
どんな制度や仕組みにもメリット・デメリットがあるので、デメリットを補う仕組みをどうつくるかが大事。
> 子供に関しては、あくまでも「努力」を重視し、「才能」という言葉を使うことに慎重な日本との大きな違い
> ギムナジウムの卒業時の生徒の年齢はバラバラですし、その後すぐに大学に入る人もいれば、大学に入る前に1年間世界を放浪する人がいたり、1年間福祉施設でボランティアをしたりと、「何歳だから高校生、大学生」という考え方とは無縁です
お〜っ(佐世保市出身者の反応)!
「売れる本」と「売りたい本」のせめぎ合いをバランスするにあたって、たとえば大きな出版社で、「売れる本」部門の収益で「売りたい本」部門の赤字を補填する、みたいなことが行われているとすると、今後は「売れる本」部門のオペレーションがどしどし自動化されていくことになる、ということだと思います。
> Inkittは、読まれる小説の卵のデータを「読者から」収集、データ解析、選別したのち、有償で販売する、という、古い出版業界の度肝を抜くような新規のビジネスモデルで大成功している出版社
「働き方改革」が叫ばれるわりには、売り手・買い手の力関係で決まる「働き方」の領域も多いことを示していると思います。
> 人材の獲得競争が激しくなる中、近年は本人の同意のない転勤をやめる保険大手なども出ていた。
> 東京一極集中の流れが強まる中で、本店のある首都圏でキャリアを重ねたいとの要望が強まっていることも背景にあるとみられる。
いわゆる理系の仕事に従事している人にとっては、つねに最新の技術にアップデートすることは仕事をするための必要条件で、ことさらに「リスキリング」という言葉は使われていなかったはず。いまの生成AIをめぐる議論は、これが文系の仕事全般に拡大しただけのような気がする。
> 米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が23年、約1万3千人に実施した調査では ... 86%が「AIによる職場環境の変化に対応したスキル習得が必要」と感じている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC104ND0Q3A810C2000000/
地域のがんばりに支えられていたいろんな取り組み(消防団なども)が、これまで通りにつづけられなくなってきているということは、社会構造の枠組みがこれまでとは大きく変化したことをよく示していると思います。
> ラジオ体操の運営はほとんどが自治会や子ども会頼み。夏休みのラジオ体操は地域の保護者のがんばり次第なのです。
「2代目社長が改革の大ナタを振るえない」問題の「物言う株主」バージョン。
> 日本の企業は、戦後の高度成長期に勃興した創業者が高齢となり、交代時期を迎え、改めて「会社とは誰のものか」という課題がクローズアップしている。創業者の中には「俺の会社だから……」との感覚が強く残る者も数多く残り、アクティビストと軋轢が生じやすい。
> きれいなキャリア制度だけ作っても、現場はついてこない。そうした限界が明るみになってきているのが昨今の「キャリア自律」ブームの裏側です
スパイシーな言葉。
> 今、従業員のキャリアについて真剣に考えている先進的な企業から、こうしたビジネスにおける「対話」の効果は少しずつ重要視されるようになってきました
だからといって、きれいなキャリア制度をきれいな対話イベントで補えば大丈夫、というわけもなくて、一番大事なのは「従業員のキャリアについて真剣に考える」というところだと思う。
規模の縮小や統廃合ではなく、社会的要請に応えられる形に変える取り組みを行うべき。
> 文部科学省は2015年、全国の国立大学に対して人文社会科学や教員養成の学部・大学院の規模縮小や統廃合などを要請する通知を出した。人文社会科学系の組織を「社会的要請の高い分野」に転換するよう求めるものだ。
文化とマネジメント(や文化人類学風味のマネジメント)について教えたり、組織開発・リーダーシップ開発に関する研修やコンサルティングを行ったり、ビジネス書籍の執筆・翻訳をやっています。
ここには、ブログより短い、長めのつぶやきを書いていこうと思っています。
ブログ:ビジネス x リベラルアーツの可能性を拓く!
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