トランス男性は『周縁化された男性』であると言われるが、移行前はいわゆる"女性"の枠に収まれないことによって様々なハンディキャップを抱えることになる。これを語る言葉として『(女性社会で)周縁化された男性』という言い方はできるのか、また適切なのだろうか?(女性社会で周縁化されるのは女性に限らないといえばそうかもしれないが)
トランス男性が移行をある程度進められるまでの期間、キャリアの土台となる少なくとも義務教育〜大学進学前後の重要な時期において、シス女性よりさらに過酷な環境に置かれることとなる。これは『社会から周縁化された男性』という表現ではspecificに問題を指摘できず、『周縁化された男性』という概念では盲点になりがちなためか、移行後の生活にも長く尾を引く深刻な問題であるにも関わらずあまり語られることがないトピックであるように思う。
参加したフェミニスト・サマーキャンプはTERFキャンプだった──
同僚に誘われるままにフェミニスト・サマーキャンプに参加したトランス女性のエミリー。到着して感じた違和感は徐々に確信に変わり、帰ろうとするも吊り橋が燃え落ち傍には「トランス女性がいる」の文字……
一体誰がシスで誰がトランスか?陸の孤島に閉じ込められ、疑心暗鬼に駆られたTERFたちの狂気は思わぬ形で惨劇を生んでいく。エミリーは疑いを避けつつ真相に辿り着けるのか?
サバイバル・フェミニストホラーの傑作!
(フェミニストホラー)
フェミニストホラーっていうジャンルがあるの? 気になる。夏だし、映画観たい。
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(シネマ三面鏡)女性視点の作品続々、日本は?:朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/DA3S15982193.html?ptoken=01J48MKVXWQYGF6BP7XVDFDZN9
ジェンダーユーフォリアを感じる瞬間、ぱっと思いつくのは他人とどうでもいい雑談ができたときかもしれないな。パスしていることで初対面の人間と会話する際もノイズなくコミュニケーションに集中できるし、昔と比べて人とコミュニケーションをとることへのハードルが下がったことを嬉しく思う。
可視化しているトランス男性。