裁判所で実刑判決を受けた生物のうち、ほぼ全てがホモサピエンスなので統計的にホモサピエンスは非常に危険な生物ということがわかります。よって全てのホモサピエンスはあらゆる社会システムから隔離すべきです。(差別主義者のよくある理屈と同じ構造の文章)
現代では医療の概念のなかった時代に比べ、医療ミスによる死傷者が圧倒的に増えているので医療は有害であり、全ての医療関係者は医療行為をやめるべきなのは明らか!(同上)
哺乳類は昆虫に対して圧倒的に数が少ないのだから、哺乳類は最大限譲歩すべき。権利を主張したとしても昆虫に不快な思いをさせないよう常に配慮するのは当然です。(同上)
自然界の生物は絶対に二足歩行をしないのだから、人間だけが二足歩行をするのは不自然。二足歩行を広めようとしている二足歩行支持者の陰謀に違いない!(同上)(鳥なども二足歩行をする)
これらの文章に用いられた論理がどれほど詭弁や誤謬に塗れていて下らないことか
翔んで埼玉
意外とガチな映画だった
多分埼玉をネタにする風潮の延長くらいに受け取る層のほうが多そうだけど、実際には「医務室を使えるのは東京都民だけだ!埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」とか露骨にして誇張してあるだけでマジな差別だし、「都会指数」とか選民意識のカリカチュアで下らなさを表現したように見えるし、過去パートは暴力革命と汚職発覚による失脚で解放を成し遂げて続編へエンドだし、そういう「(自虐ネタではなく)地域を馬鹿してネタにする」風潮を風刺する要素があるように見える(観客が広くそう受け取るかは別にして)
ただラストで一見全国に膾炙したものが実は埼玉発祥であることを紹介して何もないことはないと示しているようにも見えるけど「日本埼玉化計画」とか都道府県版のナショナリズムっぽいもの(都会を鼻にかける都民の思想と同根では?)を無批判に引き継ぐっぽい描写もあるので何とも言えない
そのあたり有耶無耶にして誤魔化した感じがある
続編前提っぽい作りだったようにも見えるし
Quizás no binario
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