保守派が「家庭」とか「家族」と言う言葉を使ったら要注意だと、米国保守派を見ていてつくづく思う。本当に家族や家庭を大事にするなら、公教育や女性の健康の支援を進めるはずだから。
彼らが「ファミリーバリュー」というのは、「女は望まぬ妊娠しても子を産み、無償で子供や老人の世話をしろ(公的支援はしないよ)」を言い換えてるだけだもんな。
流れてきたコラムで、良かったもの。
「男性から女性への暴力は、パリ五輪のリングの上で起きているのではない」。
女子選手を「男」呼ばわりして「女性の安全」といった概念を持ち出す人たちは、女性の安全に本質的には関心を持っていない。もちろんスポーツ選手の安全に興味があるわけではない。
「トランス問題」のときだけ、興味もない領域に首を突っ込む浅はかさ。
https://www.independent.co.uk/voices/imane-khelif-woman-jk-rowling-olympic-boxer-trans-b2590258.html
〈続き〉
これは(競技)スポーツに支配的な自然/不自然な身体のあり方を決定しているのが誰なのか、そうした規制はなぜ(特に途上国の)女子選手にばかり(チャンド、セメンヤ)かかるのか(疑われた"選手は、性器の形状や毛の生え方まで検査されている)という点で、言わずもがな「女性」の範囲を決定しようとする権力に対するジェンダー、フェミニズムのテーマである。トランス排除の理論に利用している場合ではない。
喜んでヘラヘラやっているうちに、味方のはずの誰かがくるりと振り向いて「そういえば君も関節がでかいね」「腕に血管が浮いてるね」「なんだか骨盤が狭い気がする」と問い始めるのは自明ではないか。そのときになって「何言ってんの、そういう女だっているよ」と言い始めても遅いのである。
「Nintendo Switch サマーセール」が8月5日より開催!『あつ森』『モンハンライズ』ら全18タイトルが最大75%オフ
https://www.gamespark.jp/article/2024/08/02/143788.html
人気インディーゲーム販売元Armor Games Studios、スタッフの半数が解雇されたとの報告。インディーパブリッシャーの厳しい状況続く https://automaton-media.com/articles/newsjp/publisher-layoff-20240802-304175/
ローリングが焚き付けて日本の悪質なアカウントも追随している、パリ五輪の「トランス女性選手」叩きが止まらない.....が、今回の五輪にトランス女性の選手は参加していない(https://www.thenation.com/article/society/trans-athletes-paris-olympics/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR0txjI83L7yX9vIKFX6RTWPtntsf-BvKIgQwIPmMjyE1aryeW5iJ3TFAJo_aem_yPIxSnCzi9THKE60NFXQ7g)。
たかだかテストステロン値が過去に引っかかっただけの女子選手が、世界中から「男だ」と糾弾されているのは凄まじい光景だ。そもそもなぜ、赤血球が多くて疲れにくいマンティランタは「ラッキーな遺伝的体質」なのに、身長2m超えのバスケ選手はアンフェアとは言われないのに、同じ「自然」な体質の女子選手は「逆ドーピング」をしてまでT値を下げろと求められるのか。〈続く〉
クトゥルフ風・深海探検ローグライト『Feed the Deep』Steamにて8月17日配信へ。深淵の怪物にエサをやるため、海中洞窟にダイブし探索 https://automaton-media.com/articles/newsjp/feed-the-deep-20240801-304024/
「ファーリー・ファンダム」についての起源、大衆から嘲笑され、しまいには陰謀論のネタにされ…そんな歴史を整理した良質な海外記事。本当は自分の居場所を求めてささやかに支え合って集うニッチな文化なのに、世間はセックス・カルトのように扱ってくる。今は「行き過ぎた多様性」の象徴にされてしまう。それでもファーリーは今日も誰かの心の支えになる。少しでも正しい理解が深まりますように。
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/article/2024/jul/28/why-are-people-always-pointing-the-finger-at-furries-inside-the-wild-world-of-the-furry-fandom
『Dungeons of Hinterberg』クリアしました。面白かったです。年ベスト級。基本的にはキッチリ出来のいいアクション/パズルって感じなんですけど、その中で語られるオーバーツーリズムとか、観光客向け開発とその持続可能性とか、現地住民の感情とか、そういうグレーな部分の描写がスゴく新鮮でしたね。『Going Under』とかのファンにオススメです。
https://store.steampowered.com/app/1983260/_/
アメリカ大統領選の民主党の大統領候補となっているカマラ・ハリス。その経歴とLGBTQとの関連を振り返る海外記事。カマラ・ハリスは検事というキャリアゆえに、実のところ、当初はLGBTQコミュニティは不信感が強く、警戒されていました。副大統領になってからLGBTQコミュニティに寄り添った姿勢でイメージ転換。今後はどんな政治でいくのか、何を成し遂げるのか、その方向を注視し続けることになります。 #LGBTQ
https://www.thepinknews.com/2024/07/22/kamala-harris-lgbtq-rights-explainer-trans-lgbt/
かわい〜んだけどスチールニブで6万か〜…となっちゃうんだよな……
ドラマ『ザ・ボーイズ』感想【シーズン4の感想を追記】
今シーズンでは大統領選挙劇が中心となり、風刺がより今とシンクロするものに。「トランスジェンダーに女子トイレを使わせるな」などの反LGBTQ/反トランスジェンダーの陰謀論を主張するスーパーヒーローも登場します。ここまで反トランス勢力を正確に風刺しているフィクション大作は初めてじゃないかな? 作中のあるキャラのセリフ「暴力はよくない、怪物に勝ちたいなら人間らしく振舞うべきだ」がこれほど突き刺さる情勢になるとは…
不正に揺れるトヨタ、会長「今の日本は頑張ろうという気になれない」:朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/ASS7L26DCS7LULFA00WM.html?ptoken=01J37FKBAK5HY22T2Y16DWD5NK 7月21日
16:09まで全文閲読可能。
「今の日本は頑張ろうという気になれない」
「ジャパンラブの私が日本脱出を考えているのは本当に危ない」
「日本のサイレントマジョリティーは、自動車産業が世界で競争していることにものすごく感謝していると思う」
「業界の中の人にも感じるような、応援はぜひいただきたい」
「(報道陣は)強い者をたたくのが使命と思っているかもしれないが、強い者が居なかったら国は成り立たない。強い者の力をどう使うかを厳しい目で見るべきだ」
感想:これは、批判への耐性が乏しい企業人の脆弱性ではないだろうか。正当な批判を攻撃と受け止めてしまい、反省の弁を出すべきところを自己正当化を図ってしまう。
人種差別や植民地問題に関する正当な批判を耳にした白人が「自分たちが攻撃されてしまっている」と受け止めてしまうことを「白人の脆弱性」と呼ぶ。
その変形としてここでは「企業人の脆弱性」という言葉を使ってみた。米国のテクノロジー企業でも規制当局との対決姿勢が目立つが、その一つの背景といえる。
『ようこそレクサムへ』感想
サッカーを全然知らない俺たちがイギリスのサッカークラブを勢いで買収してプロのトップを目指してみた…! ライアン・レイノルズとロブ・マケルヘニーの人柄にほっこり。ユーモアと包括性の塩梅がGood! スポーツの有害な構造にもちゃんと向き合います。全然サッカーに興味ない私でも面白くて夢中になったスポーツ・ドキュメンタリーです。
ゲームと映画🎮🎬🏳️🌈🏳️⚧️