やったーー!!
『Citizen Sleeper』が日本語ローカライズされて2024年前半に発売されるみたいです~。ギグワーカーみたいな周縁化された労働者の話で、クィアな要素も多いです(開発者がthey/them)。TRPGにインスパイアされたダイスのシステムがおもしろいです。トランスの話ぽいて記事も見たことある。
https://store.steampowered.com/app/1578650/_/?l=japanese
トランスヘイト本を取り扱ったKADOKAWAについて。
出版が実行されたときの当事者の過大なストレスを思えば私は「出版されなくてよかった」とはっきりと考えるのだけど、それはそれとして今の流れが最悪すぎてかなりつらい。一般的に「両論を聞くこと」が公平な姿勢に思われていて、そうなると今回行われたことは、広くは「過激な抗議活動によって片方の論の出版が阻止された」としてしか後に残らないのではないかと不安でしかたない。さらに言えば、おそらくこの国に暮らす多くの人にとってトランスジェンダーの方々は自分と「無関係」であって、出版されたとしてもこの本が広く読まれるかと言ったらかなり疑問だと思う。印象にも残らないはず。けれど一度不安を煽る形の惹句で出版が予定され、それが抗議によってかなりスピーディーに取りやめになり、しかしながらその取りやめた意図はあいまいで、ネットでは声の大きな人が「トランスジェンダーにまつわる“不都合で危険な事実”が隠蔽された」と嘆いたら、そのモヤモヤした、素朴で、だからこそ根深い、「なんか怖い」という「印象」だけが後に残るんではないか。本を出版するよりもはるかに効率よく。
Xの中でKADOKAWAから援護を求められていたと「うっかり」漏らすのが極右と称される人々であったとしても、ただ楽しくSNSを使っているひとにとって、彼らは別に極右とやらではなく「フォロワー数が多い有名人」だと思うし。違うかな。KADOKAWAが「援護」依頼に選んだのが、いわゆるカッコ付の「フェミニスト」ではない、ジェンダーの研究者でもなんでもない人たちだというのが、KADOKAWAはちゃんとわかってるんだなって感じがする。こういうのが全部、自分が見出した陰謀論であればいいと思ってしまう。
「総務省消防庁は来年度から、弾道ミサイルの飛来に備えて住民参加型の避難訓練を実施する自治体に、同様の訓練を複数回経験した自治体の職員や有識者を「パートナー」として派遣」
こわいこわい😱
「優良事例を集めた冊子も作成」
って、まじ戦前😱
歴史の本で読んだやつ………
訓練の前に、外交努力をしろ〜〜〜!!
https://www.sankei.com/article/20231202-MYVSY7NDNBLSXCUS6K5CMZM44Y/
海外メディアも日本でのあの本の刊行中止を報道し始めました。やっぱり「PinkNews」くらいの専門メディアともなれば、本の有害性を含めてかなり詳細に伝えていますね。日本のメディアもこれくらい報じてほしいものです。
https://www.thepinknews.com/2023/12/06/japan-abigail-shrier-anti-trans-book-cancel-translation/
『Vampire Survivors』無料大型アプデで「アドベンチャー」モード追加。ついにストーリー要素登場、新たなシステムでゲームを遊び直せる https://automaton-media.com/articles/newsjp/20231207-274956/
ねーーーー!!!ikenfell全ヒューマンやってほし〜〜〜〜〜!!!
あともうひとつ重要な点は、今回の本があまりにも「露骨=わかりやすすぎる」ヘイトであることです。いま、いわゆる中韓ヘイト的な本は露骨なものはだいぶ減っていて、少なくとも大手からはほぼ出ていません(例:講談社×ケント・ギルバートみたいなもの)。いま定期的に出しているのはWACの「ウィル」と飛鳥新社の「ハナダ」、そして一般読者はおろか書店員にすら名前も覚えてもらえないようなようわからん出版社くらいで、そもそも刊行されていることすら気づかれていません。ですが、ふつうのよくある本の「見かけ」をしているけど中身は怪しい、という本は大手含めてたくさん出ています。もちろんすべて確認してはいないので、書店員経験の積み重ねによる勘での推測に過ぎませんが。
そして、ジェンダー関連においてもこの「見かけはまとも/ふつう、だけど中身は......」的な本はたくさん出ていて、残念ながら中韓ヘイトにくらべて書店員やら版元やらの知識が足りてないため、見逃されているものばかりです(反差別を掲げておきながらアジュマブックスの本をフェミニズムの棚に入れている本屋は多い)。これはヘイターだからではなく、純粋に「知らない」んです。ここが、中韓ヘイトという「比較的わかりやすい」差別に関わるあれこれの事象との、大きな違いの原因かもしれません。
KADOKAWAの件はむしろこれからが本番だと思います。刊行すれば刊行されたという事実そのものが「権威」や「根拠」となるし、今回のように中止になれば「キャンセル」事案として格好のネタになる。ヘイト本を巡るあらゆる環境は常に変化しており、いま、そのコンボ技がハマる状況になっている感覚がある(数年前はそうではなかったし、数年後はどうなるかわからない)。
中韓ヘイト本が刊行中止に追い込まれることが(おそらく)なかったのも、この「状況(の変遷)」によるところが大きいと考えています。この国でヘイト本が大きな話題になった2013年付近、まだSNSは現実社会におけるウェイト/地位を確立はしていなかったし、当然それは出版社にとっても同じ。いまは、特に出版業界においてはTwitterへの依存度的なものが大きく、そこでの注目度&好感度が売上の生命線となってしまっています。ゆえに、そこで大きな(悪い)反響があれば、当然経営層は売上の面で合理的な判断をするでしょう。差別に反対しているからではないです。面子(とそれに連なる売上)が悪くなるからです。大手であればあるほど、そういう判断をしたくなる。
つい先日人気ゲームの最新作『グランド・セフト・オートVI(GTA6)』のトレイラーが公開されてゲーマーは大盛り上がりですが、反トランスの人たちが「主人公がトランスジェンダーじゃないか?」と心配しているらしい…(※トランスジェンダーであるという証拠はひとつもありません)。反トランスに染まると何でもトランスジェンダーに見えてくるんだろうな…。もちろん主人公が本当にトランスだったら私は最高だと思いますけどね。
https://www.themarysue.com/is-gta-6s-female-protagonist-transgender-explained/
日本全国総因習村だよずっと…
ゲームと映画🎮🎬🏳️🌈🏳️⚧️