今テレビでやってたゴジラ、日本軍み出てくると途端に忌避と嫌悪で気分が悪くなってくるので適性がマジでない。
「平成」以降のウルトラマンシリーズが見られたのは、基本的に「地球防衛」みたいな組織だけじゃ怪獣たちに敵わない前提があったからなのかもしれない。
ネクサスでは「防衛組織」は報道も潰すし関係した一般市民の記憶も消すし、全然一切「正義の味方」ではない。世界的権力が手を組んだ怖い秘密特殊武装組織だったのでむしろ有り。ちゃんと横暴で怖い。
ティガは隊長職が女性表象で知的で冷静な描き方だった。怜悧な選択として穏健的というか。
ダイナはそうした穏健な組織の気質をよしとしないマッチョな武闘派の「フロンティア」勢力が登場し、その否定が描かれる。
ガイアは前2作を受け、怪獣たちは生物種ヒトにとっては脅威であるが、その怪獣たちを排除抹殺する是が生物種ヒトにあるのか?という観点が出てくる。
そしてコスモスで怪獣を排除抹殺しないようになる。
ネクサスはその次なので、コスモスまでのアプローチとはガラッと世界観が変わる。
放送当時は「暗すぎ」「怖すぎ」と批判を受けたそうだが、まぁ……深夜帯枠だとは私も思うよ……。シリーズではネクサスが一番好きです。