去年から「キャリバンと魔女」(シルヴィア・フェデリーチ著)を読んでるのだが、いろいろ重すぎてまだ3分の1ぐらいしか読めてないが、非常に勉強になる。
内容は、「マルクスの本源的蓄積、フーコーの身体論を膨大な歴史資料と民族誌の分析を通して批判的に検討。16、17世紀の欧米を席巻した魔女狩りや植民地支配、そして今日のグローバルな規模で実施されるIMF・世界銀行の構造調整プログラムにいたるまでの資本主義の歴史を、女性に対する暴力とその抵抗の歴史として、実証的なフェミニズムの見地から読み替える壮大な意欲作。」