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韓国の尹大統領が晩餐会で米国民的歌手の歌をうたい盛り上がる。みたいなあっさりした記事見て、本文読んだらアメリカン・パイを歌ったそうで、「へー」って思ってたら、ドッカンドッカン盛り上がってたのね。
youtu.be/rep0Y8sD1jI

ドン・マクリーンのアメリカン・パイはバディ・ホリーが亡くなった日のことを"The Day ,the music died"と歌ったものだけど、なんでこの曲がドン・マクリーンを国民的歌手にしたかといえば、この曲が出たのが1971年でベトナム戦争もまだ完全に終結していない頃で、アメリカでも反戦運動や学生運動が盛んな反面、徴兵されて亡くなったり傷ついて帰ってくる人も沢山いて、ってところでバディ・ホリーが好きな人じゃなくても「音楽が死んだ日(それまでの輝かしい日々が失くなった日)」というこの長い歌が傷ついた人たちに染み込んで慰めたのではないのかな、と思っている。

これを尹大統領が歌うのも、韓国における米軍と日本における米軍って全然違うのだろうなと思うし(軍隊の是非とは別の話)、朝鮮戦争、ベトナム戦争は米韓軍ともにあった歴史でもあるのよね(戦争の是非とは別の話、歴史的事実として)。
日本もめちゃくちゃ関係はあるのだけど、関係がないように装われてその2つの戦争のおかげで経済回復するという時代だったわけで。当時まだ米国占領下だった沖縄では地続きだったし。

70年代をノスタルジーによらず、ちゃんと振り返ることも必要だなと思う。話が飛び飛びで逸れ逸れだけど。まあ、あの晩餐会のドッカンドッカン見て色々と考えちゃった。

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