since the NY Times is doing it's thing again – quoting anti-trans groups to make gender-affirming care for trans youth seem dubious – I will re-up this essay, which includes over 100 peer-reviewed studies and reviews:
https://juliaserano.medium.com/gender-affirming-care-for-trans-youth-is-neither-new-nor-experimental-a-timeline-and-compilation-b4bb8375d797?sk=bc6099a519dff7fdeecc2b2038b0f2fb #trans #transgender #LGBTQ #science
他でも書いたことなんですが、アニメ「水星の魔女」について。楽しくみてはいたが途中から男性キャラの心理描写が丁寧になり、「女性二人の愛と冒険の物語」というよりは「僕ら男子が彼女たちを応援する物語」になったと感じた。
また、女性二人のカップルはモブ含め幾度か見たが、男性二人カップルの描写は「兄弟愛」以外にあまり目立たないことも気になっていた。
その分、ヒロインと男子キャラを戦わせてBLっぽい関係性を演出するなどしてBL好きなファン層を惹きつけてはいたが、常に保守系男性ファンの目線を意識してる印象は消えなかった。
なので公式がヒロイン二人の「結婚」を明言しようとせず、一度世に出た文言を消すまでしたことと自分の印象とは残念ながら矛盾していない。
クィアベイティング、つまり商業目的のためにLGBTQの権利に関心を寄せているアニメという批判があるが、より正確に言えば、同性愛嫌悪感情に配慮した作品なのだと思う。権利に関心を寄せるふりすらしてないのだから。
そして製作陣のトップも一部のファンも方はその罪深さをまだ自覚してない。この件で「みんなに配慮」できると勘違いしているのだ。
トランスジェンダー映画祭で観た『最も危険な年』とても良い内容だった。
ヒトの歴史は繰り返してばかりだなと改めて思いましたね…。黒人差別が不当なものだと認識されるよう、もっと先の未来ではトランス差別も浅はかなことだとみんなが思うようになるのかな。
映画の中で、「トイレなんて小さな空間に何をそんなに気にすることがあるんだ」って発言があったけど、それを聞いた時、本当にその一言に尽きるよなと思ったし、昨今のトイレへの馬鹿げた騒動と躍起になってトランス差別をする人達の滑稽さが目に浮かんで思わず笑ってしまった。一体全体、足を引っ張って何をしてるんだろうか。先の未来で社会の歴史を振り返った時には盛大に笑ってほしいわ。
トランス差別者が滑稽に映る一方で、トランスの子どもを守る大人たちには人間としての器の大きさを感じずにはいられなかった。相手を憎まず、守るべきもののために動く人たちの背中はかっこいい。
学び多き作品でした。
トランス男性。2021.10-ホルモン注射開始。