@michimochi@toot.blue @gaby 僕は母語は東京語なんですが,ドイツ語を第二母語 (zweite Muttersprache) と言うことがあります.第二母語なんてないと言う人には,次の話をします: 僕はベルリンで学位を取ったんですが,僕の指導教官はドイツ人の Professorin でした.ドイツのアカデミアには,学位をとった人の指導教官を Doktorvater と呼ぶというジャーゴンがあるのですが (Vater は英語の father に対応する単語), その言い方では,僕の場合 Doktormutter がいたことになります.しかも彼女は Burgsdorf という Hochdeutsch の発祥の地とも言われる場所の出身でもあります.それで僕はドイツ語が僕の第二母語だといえる正当性 (mit recht) があるわけです.
ちなみに,国の公用語を国語(あるいは、國語、국어、など)と呼ぶ国やその言語は、シンガポール のマレー語を含め、アジアには少なくとも5つは存在します.