石丸現象と兵庫県知事の再選についての背景分析、福島も正確に重なるなと思いながら、読んでいました。

若い世代は、自分も復興の仕事に従事している人でも、違和感を抱えている人が多いですので、不満は表面化していないだけで鬱屈しています。

ということは、福島も次の県知事選で、国民民主的な世代の若い男性が立候補したら、当選する可能性がある、ということかもしれません。

2年後は、また社会の雰囲気が大きく変わっている可能性はありますが、ただ、福島の場合は、マンガかよ、と思うくらいに、正確に「既得権益層」のかたまりができあがっているので、泥舟化している福島まるごと沈没するか、どちらかだろうと思います。

「石丸氏は、老害批判、既得権批判で若い世代の支持を得ました。兵庫県知事選でも、県議会や県庁は既得権益のかたまりで、斎藤氏はそれを壊そうとしているという『物語』が、現役世代を中心に受け入れられた。やはり世代間対立の構図がつくられ、既得権を批判する側が支持されたといえます」

なぜ若者は斎藤氏、国民民主、石丸氏に投票したのか その2つの争点
asahi.com/articles/ASSCT1C5WSC

福島の場合は、「既得権益層」に国がせっせと復興予算を注ぎ込み、かつ、自民党の中央が積極的に支援するという形になっているので、既得権益の強固さは、強まる一方なのですが、中央の自民党が崩壊するのが先か、地方の方で不満が石丸現象的な形で噴出するか、どちらが先か、というところでしょうか。

福島の文脈に置き換えたら、斎藤兵庫県知事が再選した理由がよくわかりました。
県職員がなにを言っても、説得力がないはずです。

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それに、新聞・テレビなどのオールドメディアがなにをいっても説得力がないのも、よくわかります。

福島でも、既得権益層と結託したオールドメディアは、既得権益そのものであると言えると思います。

オールドメディアがいくら斎藤県知事を批判しても、自分たちを擁護しているようにしか見えない、というのは、なるほど、そうでしょう。

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