これまでのパターンだと、近いうちに福島民報が、「国の責任を問う」といったタイトルの特集連載を上下か上中下の2回ないし3回で組むと思います。
こんな感じのトーンで、国の姿勢を糾弾する内容で、これを鵜呑みにした首長さんたちが激することを狙ったものになると思います。(以下創作)
「県民に衝撃が走った。国の行政レビューの提言で、復興を支えてきた復興加速化交付金の見直しがうたわれたのだ。南相馬市長の門馬は憤る。「復興は国の責任だという約束を蔑ろにするものだ」。
南相馬市は、原発事故によって避難区域の小高区、緊急時避難区域の原町区、それ以外の鹿島区と地域は3分された。解除後も人口は戻らず、震災前の人口は7万1000人いたのが、現在居住人口で5万5千人、特に避難区域になった小高区は深刻で、震災前の12,000人が4,500人、そのうち半分以上が65歳以上になる。
小高区で農業を営む〇〇は国の方針に唇を噛む。「ようやくここに来て圃場の整備ができて、計画的な生産の見込みがたってきたけれど、まだまだ経営は順調ではない。荒れたままの田もある。それなのに、見直しだなんて…」 圃場の整備には加速化交付金が使われた。「人もいない。田も荒れ放題。ここで打ち切りだなんて言われたら、農業を再開しようなんて言う人は誰もいない」。」
県民に衝撃は走ってないです。
復興のばらまきはやり過ぎだし、こんなに同じようなハコモノばかり作って、維持費どうするの?と思っている県民はとても多いので、レビュー委員のコメントをきちんと紹介すれば、多くの人は「そりゃそうだ。」と言うと思います。