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『勇気ある追跡』と『トゥルー・グリット』のネタバレとも言えないようなネタバレあり 

『勇気ある追跡』と同じ原作小説で映画化したのがコーエン兄弟の『トゥルー・グリット』で、自分は後者を先に見てジョン・ウェインの方はあとで見た(そのあと小説も読んだ)。古い映画だし、どうなのかなあと思ってたけど、ふつうにおもしろかったし途中でデニス・ホッパーとか出てきたし、けっこうよかったね。
クライマックスの決闘シーンは風景が異常に美しいし、ジョン・ウェインのウィンチェスター捌きもキマってた。主題歌歌唱兼鼻持ちならないテキサス・レンジャーの役でカントリー歌手のグレン・キャンベルが出てるんだけど、『トゥルー・グリット』でマット・デーモンがやってる同じ役はかなりいい見せ場があったのに、キャンベルの方は最後まであくまで端役って感じがして残念だった。マット・デーモンは口ひげのせいでエンドロール見るまでマット・デーモンって気付かなかった。イヤなやつの役をやらせると本当いいんだよね、マット・デーモンって。イヤなやつじゃないときはイマイチだけど。

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