「Wicked」あんなやつぜんぜん本題じゃないのは重々承知なんだけどフィエロの話してもいいですか???
あのフィエロとかいう軽薄男さ~~~~原作舞台でどうなってるかしらんけど映画版ではなんでエルファバに急に惹かれたのかぜんぜんわからないんですよね!!!!すんごい急で!!!
なんかヤギ教授が迫害により連行された日エルファバとちょこっと時間を過ごして、次に登場するシーンではもう胸にポピーの花(アニマルライツを支持します!の象徴と思われる)をつけて社会派顔してるんですよ。ものすごい影響受けてんの。急に!!!それまで頭がからっぽだったのに!!!
それは映画というメディアとしては伏線の不足かもしれないんですけど私はなんかその突然の転向にものすごく感銘を受けてしまって、だってあれって別にフィエロがエルファバの言う通り”あなたは本当は軽薄じゃないけどそう装っている”わけじゃないと思うんですよ。あいつ本当に軽薄だと思うしそれまでアニマルライツとか考えたこともないと思う。このマストドンを賭けてもいい。でもエルファバがそう言ってくれたから、たとえそれが買いかぶりかもしれなくても、そうか俺ってそういう人間なのかも!って思ったわけじゃないですか。その安易な転向、まじヒューマンで良すぎる。#映画
「Wicked」私の中ではフィエロ→エルファバは全て理解した
いや正直なんでエルファバがフィエロを本当は軽薄じゃないのにそう装ってるはずって思ったのかも全然わからないんですよ。そんなシーンないし。
でもそんなのって別にエルファバの買いかぶりでもなんでもよくて、彼女がそう思っているってことだけが大事だからそれでいいんですよ。フィエロはエルファバに惹かれたというより「あなたは本当はもっと良い人間のはず」と言ってもらえることに惹かれたんだと私は思います。だってグリンダはありのままのフィエロ(=軽薄男)が好きだからそんなこと言ってくれないじゃん。人は時にありのままを受け入れてくれるより、そうであれるかもしれない自分の可能性を見てくれるほうが魅力的に見える時があるんですよ!!!!(ここまで一息) #映画