どこに軸足を置いて生きていくのかは人によって異なるので、そのすべてに反論するのは難しい。ただし何点か押さえておくべきポイントはあると思う。たとえば以下。
①アメリカ自身が「世界の警察」を辞めたがっているということ。これが安全保障において、最も重要な点だと思う。
②数万人の子供を「テロリスト候補」として殺すことは国際法のみならず、いかなる理屈によっても正当化されないということ。民間人への攻撃はたとえ巻き込みであっても駄目なのに、民間人を直接ターゲットにするなんていうのは前代未聞。常軌を逸している。
③イランはあくまでもイスラエルと敵対しているのであって、パレスチナと「提携」しているわけではないということ(ハマスからのイランへのアプローチがあったのは事実)。実際、イランはガザで3万人近くなくなっても、自国の大使館が攻撃されるまでは「静観」していたでしょう。
だから「パレスチナのバックにイランがいる」から西側の秩序を守るためにイスラエルを支援する、という理屈は成り立たない。
④ネタニヤフ自身が「文明と野蛮」という定番の比喩表現で、ガザでの虐殺を紛れもないパレスチナの植民地化の一環であることを自白している。
⑤客観的に言って、この世界には「聖なる土地」や「(神によって)選ばれた人々」は存在しないということ。
小沢健二と渋谷系の話題がたまたま続いたから誤解されたのかもしれないけど、私は別に90年代のサブカルなんてどうだっていいんですよ。これといって愛着がない。「サブカル」自体、本来は門外漢ですから。ストゥージズの『ファンハウス』とかスライの『暴動』とか「サブカル」に含まれるであろう特定のカテゴリーの中で、好きな人はいっぱいいますけど、周辺文化はわりとどうだっていいんです。私にとってなくなったら困るのは、音楽で言えばバッハの『音楽の捧げもの』とかギヨーム・ド・マショーの『ナルシスの鏡』とかですよ。でもそんなもの人気ないし、晒したところで誰にも関心を持たれないから、こういうところではポップミュージックの話をするっていうだけで。何か根本的に誤解されているような気がするんですよね(気のせい?)
今のところある程度奥行きがあって、ポジティブにも解釈できそうな投稿に「いいね」を押すことしかできていない。すごく傷ついているようだけど、本当に何も言えない。
外山恒一に対して「呉智英で理論武装した鳥肌実」って揶揄表現というか批判を(Threadsで)見かけたんだけど、言っていることはよくわかる反面、彼のような人がいなかったら60年代なら70年代の学生運動と「左翼(主義)」の記憶が更に薄れてしまうでしょう。そのほうが恐ろしいよ。外山恒一の活動の意義は、過去とのミッシング・リンクになっているという一点に集約している。それはSEALDs系のリベラル全盛の時代にあって、(純粋にポピュラリティゆえに)千坂恭二や絓秀実にはできなかったことなんで。
ひまそらあかねの『ネトゲ戦記』は近くの本屋にもあったんで、彼の人気(?)がインターネットローカルな盛り上がりとも一概に言いきれないものであることは、こちらの認識を改めるべき点なんだろうな、とは思った。フィジカルな本を売ることでも例外なく、基本的に左派がマーケットとして軽んじているところにある種の右派が食い込んできて占拠する、という構図は、近年あちらこちらで目にするので、ひまそらあかね自身にコンテンツとしてのキャパシティがそんなになくても、彼の象徴する現象はたぶんもうちょっと膨らむと思う。
『憲法(上)〔新版〕』佐藤功(445-446頁より)①
「能力に応じて、ひとしく」とは、教育を受ける権利における平等、すなわち憲法14条の定める平等原則の教育における適用を意味する。すなわち、人種・信条・性別・社会的身分・門地などによって教育を受ける権利が差別されてはならず、もっぱらその能力に応じて、教育を受ける機会を与えられるべきこと(教育の機会均等)を示す。教育基本法 3条 1 項は、このことを「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであつて、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によつて、教育上差別されない」と定める。すなわちここに「その能力に応じて」とは、教育を受けることによってその人としての能力を向上せしめうる資質をもちながら、その資質とは関係のない他の事情によりそれが妨げられることがあってはならないことを意味する。
(I can't stop loving you)
I've made up my mind
To live in memory of the lonesome times
(I can't stop wanting you)
It's useless to say
So I'll just live my life in dreams of yesterday
(Dreams of yesterday)