『権利のための闘争』p.49より
・・・権利は権利を主張するか放棄するかを権利者の選択にゆだねているのだから、権利の立場からすれば争うのもよいし争わなくてもよいのだ、・・・この謬説と対立する私の説はこうである。人格そのものに挑戦する無礼な不法、権利を無視し人格を侮蔑するようなしかたでの権利侵害に対して抵抗することは、義務である。それは、まず、権利者の自分自身に対する義務である、-それは自己を倫理的存在として保存せよという命令に従うことにほかならないから。それは、また、国家共同体に対する義務である、-それは法が実現されるために必要なのだから。
権利のための闘争は、権利者の自分自身に対する義務である。
「(労働者としての)警備員との連帯」という一種のユーモアだったらしい(?)。
https://x.com/youaquarium/status/1804710372617953302
学費の値上げに抗議することと、インターナショナルの歌唱の意味が自分の中でまったくイコールにならないんで、単に「?」という感じ。精一杯好意的に解釈しても、古きよき学生運動の懐古ムードを自ら茶化したかったのかな、としか。選曲についてはどうせ掘り下げても深い理由はないんだろうし、議論するだけ無駄だと思うけどね。
最初は正直に言って不思議だった。イスラエルのパレスチナ入植と虐殺にどうしてLGBTQが怒っているのかと。一つの証言として残すために明記しておくけど、日本でデモや不買などのアクティヴィズムを先導したのは他ならぬ彼ら(LGBTQ)だったんだよ。いや、人権だなんだって言うなら、別にひどい目に遭ってるのはセクシャル・マイノリティーに限った話じゃないじゃない。それで、マックルモアの"HIND'S HALL"を聴いたときはっきりと確信したんだけど、おそらくガザでのジェノサイドに対する彼ら彼女らのリアクションは政治的に言うと68年のマイノリティ-・ポリティクスの延長上にある。当時はなかった問題ではあるんだけど、系譜としてはそう。華青闘告発の延長。だってマックルモアと言ったら同性愛を扱った"Same Love"の人として多くの人には認知されているだろうし。ちなみに、"HIND'S HALL"はガザでのジェノサイドをホットなトピックとして乗っかっただけの曲なら、最後まで黙殺しようと思ってたんだけど、リリックを読んで「こいつ...勉強してやがる」となったので文句なしです(ラップ自体はそんなにうまいと思わないけど、リリカルだし、デリバリーが秀逸)。
(I can't stop loving you)
I've made up my mind
To live in memory of the lonesome times
(I can't stop wanting you)
It's useless to say
So I'll just live my life in dreams of yesterday
(Dreams of yesterday)