近所のオバちゃんたちの茶飲み話に混ざっていたら、最近の緊縛強盗の話で持ちきりだった。
つい最近も実家とその隣も若い男が訪ねてきていて、強盗の下見じゃないのかということで、ご近所で気をつけましょうね、という話をしつつも、「若いんだから働こうと思ったら働けるだろうに、なんでこんなことするんだろう?」と言っていたので、貧富の格差があるというのと、お金に困っても福祉に繋がれないからだ、世の中が良くならないと治安も悪くなる、というようなことをもう少し丁寧な言葉で言ってきた。
オバちゃんの井戸端会議なのであまりピンときてないようではあったけど。
タイの思い出(ちょっと長い)
さっき寄ったタイ食堂、本当にタイの街角の食堂感満載で嬉しくなった。
聞くと店の人はタイ北部のメーサイから来たという。
大昔、その国境の街メーサイに行ったことがある。
現地人に紛れるように、タイで買ったビーサンを履いて、バッグ代わりにカサカサのポリ袋を持って、カメラは持たずに国境に出かけた。
国境は川で向こうは当時ビルマという国だった。
その頃ビルマは緊張していてタイ側の警備2人に対してビルマ側は5人くらいいて、全員が銃を持っていた。
タイ人とビルマ人はその国境の橋を渡って行き来できると聞いて渡ろうとした。
その時のツレとそれぞれ距離をとって橋をビルマに向かって歩くとツレはビルマの兵士に「Go back!」と大声で言われて苦笑いで引き返したが、私はひとりで渡れそうだった。急に恐ろしくなって踵を返すとビルマの兵士の全員の銃が一斉に私に向いた。
涙目で必死に走ってタイ側に戻った。
今日までに銃口が自分に向いたことは後にも先にもこの時だけだった。
ていう思い出を思い出した。
感染対策にマスクする”スピ”です。好き→ヨガ、アーユルヴェーダ、鍼灸、アンティークやヴィンテージ。苦手→ゆるふわ愛され〇〇、思ってることと言葉が違う人、序列をつける人。