ラジオで三遊亭圓生の「樟脳玉」(1973年)を聴く。
魂が浮かばれないという言い方は知っていたが、死んだ妻に対して「浮かんでおくれ」という表現を初めて聞いた。「はすのうてな(蓮の台)」ということばも日常ではなかなか聞くことがない。演題の樟脳については話の中でも解説が入っていた。
毎日使っているとことばの変化にあまり気づかないが、少し前の話を聴くといろいろ気づいて面白い。
ラジオの番組内でもコメントがあったが、落語には珍しく妻への一途な愛情を素直に表現している作品。
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