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さるすべり さんがブースト

ミュージカル『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』感想。これ2019年のプロの再演なんだね。場ごとに若返るぱーかーさんが見られる。脚色は凝りすぎのきらいもあるけどアクターミュージシャンを見てるだけで楽しい。
サザックの新しい劇場は椅子が安いドンマーという感じで見やすいです。
picolin.tumblr.com/post/719054

ライフオブパイの影響ではないだろうが無性に海に入りたい。

リメイクで削られていた部分が『恋人たちの食卓』で話がどっちに転んでいくのかわからない、全て定型からずれていく途方に暮れる面白さの部分だったと思う。

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『恋のトルティーヤスープ』をアマプラで。大筋では「恋人たちの食卓」なのに見事に全然違う映画だこれ...自分が何を映画のエッセンスと見做しているかを考えちゃうな。ご飯はひたすら美味しそう。

さるすべり さんがブースト

無音にカチカチカチと時が刻まれる冒頭から傑作に決まってると思ったわね…金しか信じない女が一瞬グダるかと思いきや「ふざけんなや」になるのも最高だし諦めていて諦めの悪い母ふたりのグジグジしたお芝居も最高。全部が全部明朗会計とはいかぬも、最終的に精算お疲れっすー!になる、面白すぎるのでみんな見ましょう(ここ見てるような人ならもう見てるか)

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さるすべり さんがブースト

『晩菊』を見てたんですが、今まで見てきた成瀬映画ほぼ全部好きだけど、ベストはこれに決定しました。何もかもが最高すぎた。ハスラーズで明日カノなんだけどむしろそこを越えてるのがみんなが中年女、20代の子がいるくらいの年頃で子がいたりいなかったりする。2020年代になってもこれを超えるシスターフッドとハードボイルド中年女映画はなかなか出てこないのではないか。もう全部好き。これからオールタイムベストに入れようと思う。

そう言えば『揺籠を揺らす手』もディズニー+に入ってる。退会直前くらいに気づいた。

『恋人たちの食卓』が本当に面白くて幸せだったのでまだ反芻している。長女の家珍が差出人のわからないラブレターを受け取り続け、だんだんそれがガスライティング効果を上げつつあるところで李凱と家珍の過去が明かされまさかこのままサイコスリラーに展開するのかと高まる緊張があっけなく解消したとこも好き。全部ずれていく。90’s Movie Time Machine でばちこさんが言っていたように「味のしない料理は確かに味がしないように、味がする料理は確かに味がしてくるように撮られて」いてエンドクレジットを見ながら確かに舌に生姜の味が残ったような気がした。もっと気軽に観られるようになればいいのに。

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『帰れない山』感想。ネタバレ。とてもよかった!これ、邦題の方がよくない?台詞のひとつひとつが物語を着実に積み上げ、あるべきところに収斂させていく脚本がほんと見事
picolin.tumblr.com/post/717947

90’s movie Time Machine 1995 の音声トラブル、ディザスター映画における「予兆」のようだ。JUNE っぽさ、わかるようでわからない。

シネラ的にこれはほぼ満席と言っていいのではないか。こんなに席埋まってるの初めてみた。

原作を読んでおらずどこかで感想を読んでみたいなあと思ったような気がするという漠然とした記憶に基づきみに行くことにした『帰れない山』映画が始まるまでルカ・マリネッリが出ていることも知らなかった。最後タイトルが映るのをみて、原題と邦題が対になっていることに気づいた。世界中を旅しても辿り着けない場所を抱えて生きる。あなたが持っていってしまったから。引っこ抜いて植え直した木に帽子を被せて抱きしめる仕草で胸がいっぱいになる。ずっと聞こえていた不穏な低音に不安が常にちらつきながらヘリコプターが現れた時ずっとこの音を聴いていたのだろうかと思った。よかったとしか言えない。よかった。

砂糖の半分はメレンゲようにとっておかねばならないのを忘れて砂糖なしのメレンゲを作って混ぜたからかいつもより生地が沈んでしまった。

暖かいチョコレートケーキ。ジンジャーとカルダモンの風味はあまり感じない。美味しい。

ワイン、ボトル一本以上を飲むべきではないのではないか。

ああでも時計と標準時間からなる均一で自律的な空間は中心を持たないアナキストの思想に馴染むような気もする。

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MUBIでシリル・ショーブリン監督『Unrest』をみた19世紀後半のスイスでアナキストの地図制作者とアナキズム思想が広がりを見せる世情と時計工場に4つのタムゾーンがせめぎ合う不思議で面白さをうまく説明できないが面白い映画だった。電報を出すのにアナキスが現地報告を読み上げる羽目になり資本家はアナキストの情報網を活かしてきっちり自分の資産を守ってる。「国家」同様にフィクショナルな概念のはずの「時間」が人間を制御する世界。映画の中の音が非常に美しくて後半になるまで劇伴音楽が一切かかってなかったことに気づかなかった。

ソローキン『ロマン』悪意を感じるほど端正で白々しい「ロシア文学」を再演する活字が、粥になるまで切り刻まれて汚物とこね合わされる様ををほとんど肉体労働のような読書で体感する。100ページ以上ほぼ同じフレーズの繰り返しでこの繰り返しを読み飛ばさないことで得られるものはアメリカンサイコに似ている。すごく面白かった。

マフィンとかスコーンを作っては冷凍して日々のおやつにしているのでもうちょっと大きいオーブンが欲しい気もする。

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