イーロン創設のニューラリンクによる脳埋め込みデバイスの被験者がライブをしていた。経過がかなり順調のようで、まさか顔出しするとは思わなかったし、「考えただけで」マウスポインタを動かせるというのが文字通りの意味だったことがわかる。コンピュータ内だけとはいえ、X-MENのプロフェッサーXのようなテレキネシスが使えるようになり、それを相当意識しているのかデモでもチェスをやっていたし、何なら最後に本人がその話をしていた。すごい時代だ
イーロンが途中経過を口にしてからまだ1か月。最近の速度感はすごい
https://jp.reuters.com/business/technology/JVRNE4OUONMSLF7RVWHJK23OU4-2024-02-20/
記事が出ていた。騒がれている通りに今後ロボット工学が進めば、そしてこの脳埋め込み技術もさらに進めば、それだけではなくAI技術も進み…どんな未来が待っているのか。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2403/21/news102.html
被験者のNolandさんがニューラリンク社内での会議イベントを公開していた。マリオカートをプレイしているという部分だけ観ようとしたけど、話が面白くて結局最初から最後までみてしまった。
「考えただけで」マウスカーソルを操作するというのには、attemptingして動かす方法とimaginingして動かす方法という2つのやり方があるようで、後者ができた日には、あまりのスゴさに1日中ぽかんとしてしまったようなことを言っていた。これは経験しないとわからないと。前者は、手で操作することを想像するような、昔の脳の回路を活性化させて操作するようなもので、後者は脳がより直接的にカーソルを制御しているという感じなのだろうか。やはりまったく想像できない。
驚いたのは、Nolandさんはこの会議の5ヶ月前にはニューラリンクという会社も知らなかったそうだ。彼の友人がニューラリンクで働いていて、被験者を募集していると聞いたと。そして5ヶ月後には考えただけでマウスクリックしたりマリオカートで遊んだりできていると。この速度感よ…
笑っちゃったのが冒頭。車椅子で登場したNolandさんが「最初にまずジョークで始めようと思ったけど、君たちのような下等な存在には理解できないだろうからやめとくわ」といって笑いを取っていた。しかし、結局このジョーク自体がいいまとめになっていて、彼の体験をリアルに感覚的に想像できる人はいない。ある意味で彼は現時点で人類でもっとも「優れた」人だろう。
はじめまして、興味深い話でしたのでコメント失礼します。
普通の身体動作だと身体と感覚の結びつきというか、「自分が右手を動かして手に持った消しゴムで字を消してるぞ」みたいな操作感を持つ(自己主体感?とか言うそうです)と何かで読みました。
ゲームでも、それこそマリオカートなどでも「自分の手元操作で画面のこのキャラが動いているぞ」みたいな感覚があるようです。
で、今回みたいに頭でそれをやる場合はどんな風な感覚になるんだろうと思いました。attempt とimagination でこの操作感がどう違うのかなども全くわかりませんが、たぶん何度もやっているうちにもうまく学習して変わってくるのかな、とか想像します。
時間のある時にでもご紹介いただいた動画をみて みようかと思います。