お正月休みに休日の深夜のノリで美術検定4級を受けてみて、無事合格した。ほぼ一般常識問題なので、まだ何もすごくないレベル。
そんな初心者レベルの級なんだけど、問題を振りかえってみて、あらためて自分の興味関心範囲のせまさを実感した。古代美術、中世美術、ルネサンス、バロック、ロココ等の近代西洋画、浮世絵、江戸琳派、仏像…とまんべんなく知識が足りない。というか好きな範囲(海外・日本問わず20世紀付近)以外の19世紀以前のジャンルにそもそも興味が持てない。これでは3級以上はきびしそうだとわかったので、今年はちゃんと勉強したいと思い直す。
大学などで美術の専門教育を受ける機会のなかった人間が後から学ぼうとすると、独学ではどうしても自分の好きな分野ばかり追って、苦手分野は避ける傾向があるので、知識に偏りが出てしまう。美術以外のジャンルも同様だろう。そんな時に検定試験という目標は便利だ。この「興味のない分野についても学ぶ必要がある」という点が、こうした検定受験の大きなメリットだと思う。
Twitterの相互フォロワーの方の中には美術検定保持者が意外と多かった。2級の人もゴロゴロ、1級の人も数人いらっしゃって…恐れ多い気持ち。なのであっちにはまだ投稿できない。
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