くりんばネタだし
ラストスパートに向けて無心で腰振ってたら、国広が急に心細そうな声で名前を呼んできたので、歯を食いしばりながら止まる大倶利伽羅(何が何でも止まる)
体を起こした大倶利伽羅のギラギラした雄の顔つきを見て、国広はイイところで止めさせてしまったことに気づき焦りながら、すまない、続けてくれ……と言う
しかし大倶利伽羅は動きを止めて、ふーーっと長く息を吐いて、いつもの顔で、どうした?と聞く(過ぎた優しさは毒である)
すまなそうな顔しながら、あんたもちゃんと気持ちいいかと聞いてくる国広
大倶利伽羅は、(見ればわかるだろう)と内心で思いつつそれは名言せずに、ああ、と答える
安心した顔になった国広が、俺ばかり気持ちよかったらどうしようかと思っていた、なんて言うので、止まっていた律動を再開しながら、あんたにそんな顔をさせていたことに気づかないくらいは夢中になっていたな、と答えるけれど、夢中にさせられ喘がされている国広にはもう聞こえない。