内藤了『アイズ 猟奇死体観察官 児玉永久』(角川ホラー文庫)、11/23読了。「藤堂比奈子」シリーズのスピンオフ作品。かつて連続殺人事件を起こした少年・児玉永久が厚田班の協力者として女児誘拐殺人事件の捜査に当たる。堀北恵平も厚田班として登場。
内藤了『BEAST 警察庁特捜地域潜入班 成瀬清花』(角川ホラー文庫)、11/23読了。シリーズ第三弾。秩父山域で遺体として発見された男性はニホンオオカミの研究家だった。彼の身体に残されていた不思議な歯形の持ち主は。次巻も楽しみなシリーズ。
汀こるもの『探偵は御簾の中 同じ心にあらずとも』(講談社タイガ)、11/21読了。シリーズ最終巻。家出された夫・検非違使別当祐高に厄介ごとが持ち込まれたとき、家出した妻・忍の上の身にも危険が迫る。意外な人物も登場していい終わりかた。
坂井希久子『つばき餡 花暦居酒屋ぜんや』(ハルキ時代小説文庫)、11/20読了。シリーズ第五作。命をやりとりするような緊迫した展開がようやく一段落ついて、お花と熊吉の未来にも明るい兆しが見えてきた本巻。おいしそうな料理が彩りを添える。
瀬川貴次『暗夜鬼譚 綺羅星群舞』(集英社文庫)、11/20読了。シリアスな展開が続くシリーズの箸休め的な意味をもつ本巻。全編を通してギャグが詰め込まれた爆笑短篇集。あおえファンにとってはたまらない作品。
賀十つばさ『雑草姫のレストラン』(新潮文庫nex)、11/18読了。八ヶ岳の麓の自然豊かな村に移住してきた心身に不調を抱える元凄腕シェフの姉と都会で挫折した妹が、そこで見つけたおいしい「雑草」とひととの出会いを通して再生していくグルメ小説。
緑川聖司『晴れた日は図書館へいこう 物語は終わらない』(ポプラ文庫ピュアフル)、11/13読了。シリーズ完結巻。本と図書館が大好きな小学生・茅野しおりが身近で起こる、本と関わりのある謎を同級生や大人たちとともに解いていくほのぼの系ミステリー。
山本巧次『大江戸科学捜査 八丁堀おゆう 抹茶の香る密室草庵』(宝島社文庫)、11/8読了。シリーズ第十弾。駿河から江戸にやってきた名主の殺人事件に続いて、茶問屋の主人が茶室で殺害される事件が。すわ「密室殺人」か意気込むおゆうであったが。
似鳥鶏『唐木田探偵社の物理的対応』(角川書店)、11/7読了。「都市伝説」から生まれた実体ある怪異に対し武器などで容赦のない物理的攻撃を行うことによって滅していくアクションホラー。サバイバルホラーゲーム好きのかたにオススメの一冊。
【迷子猫探しています】
千葉県野田市桜の里付近で知り合いの猫さんが迷子になってしまってるそうです!画像は許可を得て転載しております。もし見かけたという方がいらっしゃいましたらこちらhttps://x.com/chitosedoko/status/1716677835958747402?s=46&t=waZejGjt_9QhrsAiQR-TXw
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彩瀬まる『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』(祥伝社文庫)、10/21読了。食べものを巡る6つの物語が収められた短篇集。食にまつわる物語は数多くあるけど、著者の描く世界は甘辛だけではなく、苦みも酸味も含んだこころの滋養となる物語世界。
風野真知雄『新若さま同心徳川竜之助 二 化物の村』(双葉文庫)、10/16読了。見習い同心時代の竜之助の活躍を描くシリーズ第二作。浅草寺裏につくられた広大なお化け屋敷で発生した殺人事件の謎とその背景を暴く竜之介。気軽に読める時代小説。
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上の写真は1月に読んだ紙書籍です。
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