「1本の5000円のレンコンがバカ売れする理由」
途中まで「民俗学と農業」みたいな視点が良かったのだけど、概ね農業のブランディングやマーケティングの実話経験談や苦労話だった。それ自体はふむふむと参考になりつつ、やはり自分語りが強いのと、大衆へのウケ狙い的な話術サービスは苦手な感じはしたものの、面白かった。
やはり農業政策が近代から始まっている点が、興味深い。
国策としての大きな農業と個人としてのマーケティング的な農業のグラデーションを考えるのはおもしろそう。
あと、柳田民俗学と農業の関係は、宮澤賢治なんかとも併せてこれからもっと考えたい。