「抽象化思考」みたいなのって一部でやたら持ち上げられてたりするけど、深層学習とか踏まえるとむしろ具体的な領域での「具象化思考」の方がより高度な思考なんじゃないか?
例えば猫が人間をでっかい猫だと思ってるって話も要するに他者に関する分類の抽象度が高いってことでしょ?
物理学もまずマクロな古典物理学から始まってどんどん時間軸や空間軸で分析化が進んでミクロな領域が開拓されていったわけだし、細かく分類し定義付けをハッキリさせてくってすごい重要なことだと思うけどな
漠然とした輪郭のはっきりしないものになんとなく感じる不安感、って要するに人間は、というか生命体は「より具体的なモノ」に安心感を覚えるってことでしょ
要するに「盤石なモノ」、あるいは「盤石な認識」に根差したいと思っている
それが時間軸で言えば「変化が怖い」ってことだし、空間軸で言えばシミュレーション仮説とか胡蝶の夢とかに対する恐怖とかに繋がっている