「テレビ放送開始69年 このテープもってないですか?」をTVerで観ました。年末に実家に帰って何の気なしにつけたテレビで第二夜あたりに遭遇する、ていうのが最高の視聴方法なんでしょうね。
個人的に、子供のころからバラエティ番組の笑顔や笑い声というのがかなり苦手で、あれはもちろんプロフェッショナルなものだというのは分かるのですが、笑顔のまま殴られそうだとか、あの笑顔が突然崩れて真顔になりそうだとか、そういう生理的な恐怖を常に感じていました。もしかするとこの恐怖というのは、はっきり意識されないにしても、多くの人がある種の居心地の悪さとしてぼんやり感じていたのかも知れず(たとえば、このおじさんはわたしの嫌がるところにいつ踏み込んでくるつもりだろう、という恐怖だとか)、この種のホラーはそうした、過去において埋もれてきた恐怖を掘り起こし、鎮魂するような意味合いがあるのかも、などど感じました。
イ・ジョンヒャン『おばあちゃんの家』。田舎のおばあちゃんの家に預けられた子供が我儘放題するが、おばあちゃんは全く怒らず相手をしてくれる。老婆が突然憤怒の表情に変貌するんじゃないかと思っていたけど、そんなことはなかったぜ。 2002年の作品のはずなのに、おばあちゃんの家が信じれないくらいボロくてど田舎なんですよ。でも、子供の持ってる玩具はバズ・ライトイヤーだったりするから、少なくとも90年代後半……?
このおばあちゃん素人らしいんですが、おばあちゃんの権化かよと思うほど完全な老婆の姿なので感心する。監督が役者ではなくこの人で撮りたくなったのもわからんではない。耳が聞こえない、喋れない、字も読めないというのは下手に演技をさせない為のものでもあるだろうけど、設定ともうまく噛み合っていて、なかなか良かった。
2022年熊本市長選挙の結果。
現職の圧勝。
投票率は30%を切っちゃいました。
ついったーの永久凍結が解除されました。
おたくらしいですよ。基本的にやる気がないです。フツーにダメ人間です。今特に腰を据えてるジャンルはありませんが、ときどき何かをぽつぽつ書いてます。オススメ本とかは常に募集中です。
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