己の願いを叶えるには、世界に理屈を通す必要があるのです。どうすれば、己の願いが叶えられるのか、考えなければならないのです。考えて、行動しなければならないのです。どうすれば、相手に自分の気持ちが分かってもらえるか、相手に分かる言葉で伝えなければならないのです。
考え続けるには、やはり意志というものが、気持ちというものが、必要でしょう。願いを持って考え続けること、それは祈りと称されるものでしょう。
考えて、考え続けて、行動して、何度も試行錯誤して、世界の在り方に「それでも」と抗弁を続け、そして世界に理屈が通れば、絶望は希望に変わるのです。
それがメギド72という物語であり、ゲームだと、わたしは捉えています。