以前に観たものの再編集だったけど相変わらず苦しい話だった。
日本兵さえ来なければ私たちは自分の子供の首を絞めることなんて無かったと語るテニアンに居た母たち。
2つの先住民の7倍の日本人が移民して乗っ取り、日本人の畑や街を作って、皇民化政策だのと日本教育をさせ、そのくせ三等人野蛮人と蔑み、開戦して来た日本軍は見慣れぬ民族をスパイと思い込み殺して回り。
そんな過去に対する反省も謝罪も補償もなく高度成長期からバブルにと呑気に青い海を求めてくるアホ面の日本人を、サイパンの人たちはどういう気持ちで迎えていたのだろうな。
「僕たちの海をお墓にしてしまった」でも「お墓かないと観光客が来ないから仕方ない」と言った青年の心中。
それに対してごめんなさいと言うのは当時5歳だったおばあさん、ただ一人。
QT: https://fedibird.com/@mrutnem/110860943380636245 [参照]
「責任はそりゃ軍司令官、陸軍大将そして大本営。戦争を許したマスコミ、国民も責任がある。今も時々あの時に日本が負けて良かったと思うことがある。もし勝っていたら、きっとまた戦争を始めていた……」
「さらに多くの日本の市民それとは比較にならない数のアジアの人々を泣かせたという事実は決して忘れてはならない」
「多くの元兵士が感情移入するのは古い武器しか持たされず知らない戦場に送られて死んでいくロシア兵です。『身につまされる。命令されたら行かざるをえないのだろう』」
https://twitter.com/tsukamoto_shiny/status/1689082322732118016?t=WhVf_xi3xWmISaHYBMIsww&s=19
私は長崎の人間ではないからこういうことに口出しする筋合いのものではないかもしれないが、やはりあの“平和祈念像”とあの作者・北村西望はふさわしくはないのではないか。2019年の西日本新聞の記事だが一人でも多くの方に読んでほしい。
#長崎原爆の日
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/554327/
最近NHKが古いスペシャルや特集の再放送を続けているけど。やっぱり昔のが内容の詰まったものが多いなぁ。近年だって力作や秀作もあるけども。戦争モノの約30年前までのは単純に存命当事者の多さが違うのよ。それだけで圧倒的に中身が詰まる。