@blue_green_ マリトッツォ、一度も食べないまま消えてしまいました。食べ物に限らず、ブームが消費されるのが早すぎて何一つ追えませんわ。
僕はしつこいので言い続けますが、「アベノマスク」って、一体何だったのか。
結論はもう出ていますが、効果もなく、金だけかかったアレ、後世で「疱瘡よけのお札に等しい」と言われることだろう。まさか「政治と宗教」のヨコシマな繋がりがこんな形でも現れるとは(笑)。一言で言えば、大規模なおまじない。でも、多くの国民が「痛いの痛いの飛んでいけ〜」みたいにその「おまじない」をある程度支持したんだよな。
ふと、ローテルムンド先生の『疱瘡神:江戸時代の病いをめぐる民間信仰の研究』(岩波書店、1995年)を手に取った時、思い出したくもない天下の愚策を思い出したので、ここに書きつけます。
日本はイジメがあったり、社会として冷たい部分が多いけれど、介護や医療部門には、本当に聖職者よりもずっと使命感と愛に満ちている人たちがいる。在宅での父の終末ケアを手配をする際に、日本の医療と介護システムの進化とそこで働く人たちの仕事ぶりを見る機会があったのですが、「こんなに素晴らしい人たちが日本にいたのか?」と感嘆するほど素晴らしい人たちばかりだった。医師、看護師、薬剤師、医療ケアマネ、介護ケアマネさんらがチームを組んでの連携プレー。最期まで父を「個人」として、本人らしく暮らして死ねるように全力をかけてくれ、父を在宅でケアする我々にも目を配ってくれた。今でも思い起こすと、有難さに涙がでる。他人にあんなに優しくされたのは初めてでした。ひろゆき氏とかホリエモンとか、あるいはSNSのインフルエンサーを持ち上げる社会でなく、他人の人生を本当の意味で豊かにしてくれる人たち持ち上げる社会にすべきだと思う。「カネカネ権力」と違う価値観をどうすると推進できるのでしょうね。人生の最期は資産額でなく、自分は人の役に立てたかがどうかが気になるそうです。自戒を込めて、この教訓を忘れないようにしない、と。
SPY×FAMILYマイナンバーカードを普及するためのエサになったの知って軽く心が折れそう。私は該当作品を履修してないのでファンというわけではないしそういう意味でショックだってことじゃなくて………………だってこれが「インフルエンサーを使った世論の誘導(しかもめちゃくちゃダイレクトなやつ)」じゃなくてなんなのよ。こうやってプロパガンダに利用されるしか生き残る道はないわけですか。日本の文化芸術。あのちゃんと金がかけられたサイト。つっっっっっら。
https://mynumber-pr2.digital.go.jp/
これは知りませんでした。
この文化度。
17世紀から権利として認められている、バレエダンサーが42歳で年金を受けられる制度を、マクロンが64歳まで引き上げようとした事に対するストライキの一環で、パリ交響楽団のバックアップのもとオペラ座前で白鳥の湖のパフォーマンスを行ったと。
2019年の出来事。
これ、とても洗練されているだけでなく、交響楽団だけでなく様々な人々がバックアップしないと成り立たないわけですよね。
いやあ、文化とはこういうことかと、改めて感じさせられます。