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最近、気分が落ち込むことが多くなった気がします。
晩年の母の口癖は、
 長生きしたってなんにもいい
 ことないわ苦しまないで
 ポックリ逝きたいわ
でした。

そんな母の言葉を聴いた時にはピンとかなかったのですが、
なぜか、最近、母の口癖が身に沁みてます。

夢も希望もない
この世になんの未練もない
から死んでもいいけど、辛い思いはしたくない

と言いたかったのか?
晩年の母は、食べて、寝て、兄とお話しして、幸せだったのだろうと思う。
卒寿を迎え人生を終えた母、
最近、その想いが胸に届きます。

大丈夫なの?
何言ってんのよ!
しっかりしなさい!

ちゃんと食べてるの?
腹八分目、いろんなものを少しずつ食べれば。

短気は損気。
長いものにはまかれろ!

男の人ってほんと野蛮ね!

七転び八起き!

子供の頃、兄やわたしにいつも言っていたこと。

あんたたちは、口を酸っぱくして言わないとわからないんだから〜

母の愛情表現もアートだったんだ
と思います^_^

看護婦として医師と対等に渡り合っていた母も、晩年すっかり気弱になったけど、忍耐強さと、人を見る目と、ひとに騙されない強かさはこの世を去るまで持ち続けていた気がします。

亡き後もわたしの魂に語りかけてきます。



昭和、平成、令和、、、と続く日本。

卒寿を迎えて亡くなった母がもし生きていたら、
きっと同じことを言わないと思う。

 長生きなんてしたくないわ
 何にもいいことない
 苦しまないでポックリ逝きたい

社会がダメなのは当たり前で、
わたしが幸せにしてあげればいいだけなんだと思う。
就職したり、結婚したり、独立して家を出ても家族は家族。
その存在は本当に大きいと思う。

社会の闇の深さに比べれば、家族の闇はそれほどでもないと思うし、社会には救いはなくても、目の前の人々への愛情は無限だと思う。
家族の闇が深すぎたら、親でも子供でもないと、離れればいい。

とにかく、
いま、この瞬間、ここでイキイキと生きることネ❤️

自分でできることはそれだけ。
後は野となれ山となれ^_^

卒寿まで生きた母、それなりに頑張って人生を全うしたと思う。

ありがとう、お母さん💕



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