#Ingress の実績メダルは人生捧げてるレベルのガチ勢でないと届かないのばっかり (偏見) なので諦めることができてたんだけど、いま発生中のイベントではちょっと頑張れば届きそうという絶妙なレベル感。まんまとつられて凍えながらも30分以上の散歩を毎日強いられている
わけあって自分の修士論文を見直している。当時は死物狂いで書きあげてあまり見直す時間もないまま提出しちゃっていたけど、やっぱり結構ミスが多いな。
最初に4つの単語を列挙しておいて3つのことしか論じてなかったり、言葉の定義が章によって微妙に違っていたりする。
インタラクティブアーティスト David Rokeby のエッセイ『The Construction of Experience : Interface as Content (1998)』を読んでいる。
主旨は、インタラクティブアートの「内容 (体験を作り出すもの)」とはインタラクションによって現れるものと捉えられることが多いが、それよりも「インターフェイス」こそが内容である、というもの。
この頃からインタラクティブメディアを通して得られる自由感や支配感のような魅力的な体験の多くは、商業的な文脈によって (欺瞞的に) 演出されているものであって、そのようなコミュニケーションは社会構造そのものや我々の世界の認識そのものを作り変えている可能性を示唆し、それに対して批判的な視点を持とうと呼びかけている。
これは今まさに、また今後もずっと必要な視点だと思う。自分がどういうメディアやインターフェイスの上でコミュニケーションしているかによって、自分自身の意志や行動や世界の枠組みはほとんど必然的にすり替えられている。
もちろんその影響から完全に逃れる方法もあまりないだろうけど、意識しているかしていないかには大きな差はあると思う。
#読書メモ
今日はなんだか全くこれっぽっちも集中できない
勝手に他人の代弁をするとか、実体験でないことを憶測で語るとか、ろくなことがないからシンプルにやめるべきなんだよね。
それで話すことが無くなるのなら、何も話さなくていいと思う。
Fleischmann/Strauss/Bohn: Liquid Views (1993)
https://isea2022.isea-international.org/event/artwork-liquid-views/
水鏡を模したタッチスクリーンがある。鑑賞者はそれを覗き込むことでそこに自身の映像が映し出され、触れることによって水面が波打って映像が乱れることを体験する。
スクリーンの映像は、その作品が置いてある部屋の壁にも実は映し出されており、他の鑑賞者にそれを観察されたり、自分で自分自身を他者の視点から認識したりすることになる。
ちなみに個人的には、鑑賞者としてこれに参加するのは正直非常に嫌だ。
鑑賞者を強制的に他の人の鑑賞対象にさせるのは暴力的ではないだろうか。参加型アートでは稀によくあるけど。
今回は特に、自分自身を鏡越しに見るという最も内向的な行動のひとつを他者に晒させるという点でだいぶ攻撃性が高いと思う…
この作品は何度か様々なバージョンで展示されているらしく、場合によっては鑑賞者の画像が保存されて、行動が分析されることもあるようだ。作品という体で他人に勝手にそんなことしていいの?と私はどうしても思ってしまうのである。
Myron Krueger: Small Planet (1993)
https://digitalartarchive.siggraph.org/artwork/myron-w-krueger-small-planet/
スクリーンの前に立ち、空を飛ぶように腕を広げると、スクリーン内の小さな仮想地球の上を飛び回ることができるという作品。
体を傾ければ進行方向を、腕の高さを変えれば地面からの高度をコントロールできる。
インタラクションが直感的だし、気持ちよさそう。
実際に体験はできないけど、文献で見つけた面白そう/重要そうな作品を見つけたら、#アートメモ のタグを付けて投稿していこうかな。主にインタラクティブアート、サウンドアート、インターネットアートのあたりを掘っていくことになりそう。
100均でタオル生地みたいなレッグウォーマーを買ったら、編まれたゴム部分に短いU字の糸が無数にひっかかってるだけみたいな構造だったらしく、少し擦るだけで無限に毛玉が抜け落ちて信じられないほど散らかったので一回も使うことなくゴミと化した…
久々に安かろう悪かろうをがっつり踏み抜いてしまった
洗う前に捨てれたのは怪我の功名だった。確認せず洗濯してたら大変なことになるところだった… #fedibird
句動詞「amount to」を新しく知った。
単語からそのまま連想されるような「合計が~に達する」という意味もあるが、「~と同義である/結局~と同じである」という表現にもなる。ネガティブな文脈に使われることが多いが、中立的な表現も可能。
例文:
✍ Despite all his efforts and planning, the project ultimately amounted to nothing.
✍ Mimesis amounts to a concept of representation, which can be broadly construed as the use of an artistic medium to signify and communicate certain hypothesized realities.
Lucid Rhythms: Hammer Waves
https://www.youtube.com/live/JU0tSeOc7_E
ずれていくリズムと移り変わるハーモニーが寝る前にとても良いのでおすそ分け…
#音楽メモ #fedibird
いま大学では和声学の授業を担当しているんだけど、課題を解くとかより楽曲分析で和声を知っていくほうが圧倒的に楽しいよなーって勝手に思っている不真面目講師である。
和声学は確かに西洋音楽の文法なので演奏には非常に重要ではあるけど、基礎和声の課題を解くって「This is a pen.」みたいな超基礎だけど普通使わない文章を覚えて書くみたいなことだと思ってる。色々複雑な文法ルールにまみれているのに、例外や個別パターンも多すぎるので、場合によっては英語よりもしんどい。
一学年を複数の講師で四半期ごとにローテーションして受け持つシステムなので私一人が好き勝手にやるわけにもいかないし、課題がどれくらい解けるかで成績をつけるしかないので、授業もどうしても課題ドリブンになりがち。なんかもっと、面白くしたいんだよね…という着地点のない悩みごと…
Zettelkasten をもっと有効活用するための模索のつづき。
元々の Zettelkasten では、ノートの段階は「即興メモ」と「保存用メモ」の二段階だけど、さらに前段階として「クエスチョンメモ」を設定してみることにした。
まだ全く答えが出ていないことだけど、いずれ解決する必要があるような問いをここに並べていく。
本などを読んだり、アイディアが思い浮かんだりなどして仮説レベルの答えが出たときは、第二段階の「即興メモ」改め「考察中メモ」に上げる。
さらに複数の文献によって確固たる結論が出たものに関しては、さらに第三段階「保存用メモ」に上げる。
これでかなりメモ同士のリンキングがスムーズになってきた。 [参照]
社会人大学院生: サウンドプログラマ/フロントエンドエンジニア/大学非常勤講師として働く傍ら、インタラクティブアートやサウンドアートについて研究中。作品制作も細々と。