確か、孔子の論語で「政とはまず何をやればよいか?」の問いに「字をあらためる」って答えがあって(うろ覚え)
日本語って近い概念の大和言葉を漢字に当ててるから、そもそも漢字を作る・作り直すっていうのに「へー!」となったのね
で、春秋繁露の注釈読んでたら、「権」の字の由来に
(以下引用)
権とは、本来さおばかりの重りであり、物の軽重をはかるのに、これを移動させてその平衡をするところを発見するように、その時その場の情況に応じて適宜の処置をとること
ってあったの、「へー!!」となった 権力の権は「バランスを取る」の権だったのだ…
浅学なので有名な獲麟の話、春秋の最後のエピソードだったのは最近知ったのだけど
狩りでUMA(麒麟)を捕まえた人たちが皆んな「うわっ…キモ…」って逃げた話、なんかこう…リアルで好き
春秋の「公羊伝」的解釈では、経(=固定規範や法則)に違反しても、
(引用)
究極的に善ないし道に合するものは「権」として是認され、「権を知る」ものは賢者とたたえられる。
義侠的なものを是認すべきっていうのが春秋→公羊伝のころには教えとして認知されてたんだなあ