国民民主党は、「対決より解決」というスローガンを掲げて、裏金ガー自民ガー一点張りの政党とは違うという印象を植え付けることに成功しているのに加え、今回は特に社会保険料や税金を下げて「現役世代の手取りを増やす」という20〜40代向けの政策をはっきり言い続けてきたのが功を奏している。特に投票率の低い20〜40代でわざわざ選挙に行ってやろうって気がある人は、そのへんをしっかり見てる。
加えて、防衛などの価値観は右寄りで自民に近く、自民に大枠としては賛成だが、かといって自民に勝たせるのは気に食わない、だからといって立民はもっと論外という層が、比較的安心して票を投じることができたってのはあるだろう。