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『侍タイムスリッパー』観ました。(以下ネタバレ含み) 

「またオーソドックスな作りの映画やなあ。」と思いながら観てたら"徳川幕府後140年"とかみんなガラケー使ってるところでようやく20年ほど前の設定であることに気がつく。そうか,時代劇の連続TVドラマがまだ少ないながら残っている年代に合わせ込んでるのか,と思った途端,なんか泪目状態に。
話も殺陣もそれまでとコントラストが濃く重くなる終盤は,心地よく引き込まれて本当に良かったと思います。
ちなみに撮影に真剣を使うという展開は,私が高校生の頃でも撮影中の死亡事故で問題になった作品もあったしもっと前なら『切腹』なんかも真剣使用で有名なので"あるかもしれない範囲の無茶設定"としてサラッと受け取ってしまいましたが,今現在ではあまりに荒唐無稽なコメディー設定として見たりピンとこなかったり,てことになるんでしょうか。実際どうなのか知りたいところではありますね。


こんな情報を吸い上げて二次利用するようなことを無邪気に語ってるのですか…。(いや、邪気だらけだけど)
個人情報を扱うことの自覚と情報アクセスレベルの制度設計を行う思想が欠落しているから、こんな訳のわからない歪なことを思い付くんでしょうな。

千葉日報の「『福田村事件』史実と異なる映画に憤慨」という記事。既に色々と紹介されているけど,記者は映画観た上で記事を書いているのか疑問がよぎる内容と思う。去年観た記憶で薄れてるところはあるけど,映画が局地的な暴走ではなく複合的に差別意識が層をなしていることを背景としているのは誤読のしようがないし,他にも見落としているのではないかと思う点がある。史実は史実で受け止めなければならないことは当然であるし,映画(しかもドキュメンタリーではない)をどう見るか,どのような感想を持つかというのも当然ながら自由。けど,報道がこの内容で良いのか?

"それはまったく異なる、独自のアイデンティティを持つ作品になるでしょう"
そりゃあ,先のDUNE2の終わり方じゃ原作に戻しようが無いし,今日日の映画に不向きなパートしか残ってないからねぇ。無理せず終わりにした方が良いですよ。

eiga.com/news/20240912/21/

勢いを失いつつある夏の雲
この後,脆く崩壊していきました


『エイリアン ロムルス』観た。(少しネタバレ) 

リドリー・スコットへの接待シークエンス的にブレードランナーっぽく幕開けただけあって基本1作目に寄った感じ…,と思ったら複数vs複数。なんか暗い所でガチャガチャしてるけど「これがエイリアンなのさ」と肩ひじ張らずボンヤリ見てる分には色々オマージュもあって,まあそれなりに,と言った感じですね。最早,義務感で観に行ってるおっさんにとっては凶悪福禄寿みたいなエイリアンが出てくるだけで同窓会気分です。

ダースベイダー(声の人),大往生。こんなにご高齢だったのか…
映画館で字幕読まなくても理解できたセリフ⇒"I'm your father."

www3.nhk.or.jp/news/html/20240



「容疑者は農本主義にも傾倒した形跡があり・・・」

デリリウム@【ホラー秘宝まつり 2024】

話の整合や演出とか何かと歪んだ結果、飽きることなく最後まで「え?え?」とか言いながら笑顔で観ていられるジャッロ映画です。
いろいろと「低い」ので意識の高い人が観ると落差の余り目眩がするかも。

写真は、悲鳴や喘ぎ声とは無縁の静謐な映画館の外の風景



MicrosoftさんはCopilotの遣り取りで「もう一度調べるので少しお待ちください」と言ってから戻ってくるまで1時間ほどかかったことがあります。(戻ってくるだけ偉いけど)


【ホラー秘宝まつり 2024】ですか?お陰様で上映の存在を思い出しました。ありがとうございます。


先日,図書館で何となく昭和20年7月の朝日新聞縮刷版を眺めてたら「工場が焼けてすることのない学徒は特攻隊に行け」とか「地方都市空襲被害が大きいのは田舎者の気合が足りんからだ」みたいな記事を載せてまして…,コラム記事みたいなものまで国の指示が及んでなかったことを考えるとこれは朝日の意見だったんでしょうな。
軍国主義⇒左バネ優位⇒右バネ優位の冷笑系,と変遷する世の趨勢に忠実な姿勢は,ある意味一貫した新聞だと思います。

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Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。