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今週の個人的な課題図書

暗黙知と形式知の勉強してるのでその前に、分かる、ってこと自体がどうゆう状態なのか整理しておこうかと。

面白かった!
知覚を使って心像を頭の中で再現し、それを通して経験を重ね、それを区別することで認識する=わかる。
知覚の種類と各種機能、心像の階層など、全部覚え切れはしないんだけど、わかる、という行為がどんなプロセスを経てるのか、かなり丁寧に説明されてた。

概念が存在するからそれを表す言葉がある、という共通のわかる、を生み出すためのツールとしての言語(言葉)、の章も大変興味深い。
言語学的にはお馴染みかもだけど、明治時代、日本には[権利]という概念がなく、福沢諭吉が翻訳に苦労した話とか、脳の機能との結びつきの視点から紐解かれてる。

人間の脳と心の機能の緻密さと複雑さには、ほんといつも驚かされるー。
すごいよねーまだまだ人体について解明されないことが多いのもわかる。

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