『パチンコ(上)』ミン・ジン・リー(Min Jin Lee)著、池田 真紀子 訳 (文春文庫)
ちょっと前から読んでる。
『パチンコ(下)』ミン・ジン・リー(Min Jin Lee)著、池田 真紀子 訳 (文春文庫)
読了。上下巻ではあるけれど読み始めたらあっという間、というか物語としての吸引力がすごすぎてなかなか止められない。以前にドラマが無料配信? されたときに見きれなかったんだけど、「あっ原作あったんだ!?」というのを2023年になって初めて知った。Twitterのみんな、原作をもっと紹介してくれたらよかったのに……と責任転嫁してしまう。
読んで、なんて優しい物語なんだろう、と思った。上巻を読んで「面白い!!」と叫んでしまったけど、「面白い」という感想に躊躇いを覚える。ものすごく面白い。ただ、エンタメとして終わらせるには、ここに描かれている「日本」の現実、仕打ちは、あまりにも現在と地続きで、決してフィクションではないのだ、ということを忘れてはならない。「永住権取り消し法案」なんておぞましいものを検討しているのが今の現実なので。
『パチンコ(上)』ミン・ジン・リー(Min Jin Lee)著、池田 真紀子 訳 (文春文庫)
読了。お、おもしろい〜〜〜〜〜〜〜!