Jacob CollierライブのAudience Choirについてなんだけど、
美しい音を聴きに来たのに、なぜ真隣のおっさんの汚い大声を聴かせにかかるんだ?萎え萎えだろ?全体の音が唯一聞けるアーティストの自己満足だろ?と思ってたんだけど、体感的にこれは多分世界的に考えても日本人だけでの感覚で、
俺のライブだけでなく、それがどんなに静かで繊細なシンガーのライブであろうがライブでは歌うのがデフォであるようで、ちょっと面食らってしまってる。
このライブ、この曲でお客みんな歌っちゃうのが当たり前なんだ。これに関しては日本人でよかったと思っちゃうかも・・・。
https://www.youtube.com/watch?si=qnJYfKAONSDD0I9S&t=3214&v=lkSdNixls0w&feature=youtu.be
Rick Owens 25SS Womenランウェイ見た。ショー用の格好だということを踏まえても、やっぱりこんなのいつ誰が着るんだ感が面白い。w
ここまでやっといて、実際お店だと意外と着やすい服がいっぱいあるんだから不思議だ。
https://www.youtube.com/watch?v=tvoMB63RJZU
でもやっぱり25SS Menランウェイが衝撃的すぎたなあ。来年初春はランウェイピース処女を散らしてしまうかもしれない。やばい。
俺は東洋的な神秘性を好みがちなんだけど、Rickは西洋的な神秘性に思いっきり振ってるから、そこがおもしろいなって感じちゃうんだよな。。
度々勘違いされるんだけど、俺は黄菊しーくさんに鬱狂気絵を描いてとお願いしたことは一度もないんだよ。
彼女のオリジナル作品を見ればわかる通り、しーくさんはかわいくてきれいな絵を描く作家であって、お願いするときも、俺の暗い曲に対してかわいい絵やキャラをつけてほしいとしか言ってない。
あるいは少しそういうテイストがほしいときは、鬱テーマの着想が難しいということで、俺が鬱下書きを描いて、それをかわいく修正してもらう形で作ってもらう感じだったりする。
なので全然そういう絵描きさんじゃないんだよね。ゴアでエロでグロで鬱狂気で暗いしーくさんの絵がひとつでもあるか?っていう。
でも俺のせいでそういう風に見られることもあるみたいだ。w
36歳になりまちた。カッコいい歳の取り方をする、が抱負。
海外勢は日本語の意味を理解しないのできくお曲で大合唱できる、という見方は間違いで、しっかりと意味を理解した状態で歌ったり楽しんだりしているし、
あの盛り上げ方は日本国内で、お客さんの反応を逐一フィードバックした結果培われたものなので、海外でだけ異常に盛り上がるという視点もまた間違い。
日本も海外も意味を理解した上であの盛り上がりをしており、話を聞けばお茶の間で親子で楽しく聞いているし、家族連れで楽しみに来ているのがきくおライブである。
なぜあの曲であの盛り上がり方をするのかについては、あの曲であの盛り上がり方をするようなイカれたマイノリティたちのハートを世界各地で根こそぎ掴んでいる、みたいなのが正しい理解かと思うし、もっと言うとそれこそが俺の理解する大衆性ってものだったりする。
きくお個人勢希望の星説について少し詳しい話を聞いた。
個人勢というのはつまり、メジャーレーベルなどに所属専属をしていないということなんだけど、実はこの所属という概念自体がアメリカの音楽業界ではとっくに時代遅れになっていて、日本でもその流れになっているっぽいんだわ。
要するに「何かあるたびに都度、個人として業者を雇う」みたいな形式が主流になっていて、メディアも音楽家もその流れをまったく一般に周知しないが故に知らない人が多いわけ。
まあ誰も得しないし、べつに面白い話でもないからね。
日本の音楽界的な感覚からしたら「所属せず個人勢でここまでのことをやる」は確かに一見すごいことなんだけど、ある意味では「所属システムなんかとっくに時代遅れになってます、当たり前のことになってきてます、だから個人勢ってのを殊更に記事してないだけ」ということでもある。
メジャーレーベルの従来式のやり方が海外展開にまったく通用しないのは明らかで、むしろ海外展開がうまくやれるのは個人勢という現代式のスタイル以外にあり得ないってこと。
それが俺の存在でまたひとつ可視化されただけ。大きな希望の星というより、大きな転換の流れの一例って感じっぽいな。
ボカロP