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『好感度上昇サプリ』を見た(三浦貴大の作品)。出版社営業の主人公が上司から叱咤される・同僚にフラれたある日、普段は目にしないweb広告に惹かれて入ったクリニックで人の好感度を上げるサプリを処方され…という話。
好感度が0になると死・好感度が高い人がマイナスになることを低い人に言うと死と世にも奇妙にありそう…と思ったがnoteの短編なんだよなぁ?短編の方はBADだった分本編は穏やかに終わったのはいい。

自分は生まれてきてはいけなかったと一週目の万太郎は呟いていた。今思えば『おまんは何がしたい』と言う天狗の言葉に導かれるように進んだ物語だったな。(万太郎の答えは『(母ヒサが好きだった)この花の名前が知りたい』) 

総括。万太郎の草花への情熱・それを支える家族・そして対立を経て変わっていく勉学の流れをひしひし感じる作品だったなと。万太郎に影響を与える人たちも魅力があって毎日楽しんでしまう。万太郎の冒険に寄りそい続けた寿恵子も男性社会のなかで強く生きる女性で素敵だった。 

寿恵子の『草花とともに私はいます』の言葉・万太郎の採集旅行場面で登場する寿恵子が若かったので、直接的ではないがいなくなったんだな…とわかる。でもタキさんの時のように湿っぽくないのがいい。 

最終回。言葉足らずの愛を込めた図鑑、新種の笹に愛妻の名を入れた万太郎の愛情・寿恵子の『らんまんですね』と言葉が響く。回想と共に流れるあいみょんに思わず涙。 

見終わり。25歳(around1/4世代)で同じサパークラブ(平たく言うと円卓のバー)のバイト仲間のそれぞれの恋愛物語。性行為で気持ちいいと思ったことのない康祐・8年続いた元彼の性行為を断れず気持ちよくなれない早苗・運命の恋を求めていたが不倫だった明日美・自由に生きていたいと思ったが男性との一夜の出来事で変わっていく直己・美容師見習い歴が長く焦る一真と5人の視点でショートフィルムぽく撮る演出は斬新。 

佑一郎と万太郎は道は違えどそれぞれの道での目的を果たし、最終的に合流。蘭光先生の教えが生きていると感じるし、多分蘭光先生すごく喜んでいるだろうな 

図鑑の編成の手伝いのため、波多野藤丸だけでなく、野宮さん・丈ノ助・虎徹そしてムロ…と集まっても編成が終わらず途中で北海道の仕事に。寿恵ちゃんの体がよりほっそりしていて不安がよぎる。どうか、万太郎に時間を与えてください(明日は最終回) 

授賞式を見守る徳永教授(名誉教授)の姿が暖かい目だったり、波多野藤丸・寿恵子・千鶴が見守る姿が泣ける。万太郎の『あらゆる命には限りがある。植物にも人にも』という言葉が響く回。

理学博士にならないか、と波多野に言われた万太郎。万太郎の悩みを『博士になれば本が売れる』と背中を押す寿恵子。生きているうちに評価されて欲しい、という彼女の願いも含まれている(死んでから評価された馬琴先生と重ねているかもしれない) 

完走。有栖・瞳子の年の離れた友情を中心に人間関係の奇跡を中心に書いた作品。最初は有栖の妊娠出産・父親の登場など苦しい展開が多かったが二人の関係性と人間関係が変わっていってから面白くなってきた。最終回の瞳子の結婚式・有栖の恋愛描写が愛おしい。

完走。軽度知的障害の有紗・普通からはみ出ないようにしてきた岡村の恋だけでなく、固定概念の濃淡の難しさ・善意と同情の違いなど『普通』って何だろう、と考えさせられる作品。ラストの岡村と有紗の朝の姿が冬美さんの言いたかった『支え合う』の一つの形だろうな…と思って泣けてきた。

season2。相変わらずお酒が美味そうでたまらん。私は美幸さんのようにルーティンはないが、酒飲むのが好きなので飯テロドラマだったなぁ……サブキャラの新しい顔が見れたり、幅が広がった。 

千鶴の『また?』って言う言葉から予兆は前からあってじわじわと進行しているのがわかる。そんな中で波多野と藤丸の来訪、変わらず話す姿がいい。 

蔵書・標本整理をするための手段として行動録を作った藤平。今までのナレーションはここからなんだろうか。そして晩年の万太郎と寿恵子。植物の名前を聞く子供たちに標本の作り方を教える姿がいいなと思ったら…病の予兆を残す展開はきついよ…

老後の千鶴に松坂慶子さんが出るとは。千鶴の標本整理を手伝うために現れた藤平さんに語るスタイルで最終週は始まりそう 

season2完走。両思いのその後なんてあるのか?と思っていたが、ときめきで死にそう。サブキャラの明日香と柊の描写が多めなのもいい。終盤の記憶喪失ものはシンにライバルが登場するとしたら自分自身、と言うことなんだろうな…と思ってしまった。また贔屓にさせてほしい。 

以前TVerで見て止まっていた『恋空』を見た。新垣結衣のやつはミスチルでうまい具合にいい話にぼかされていた分、こっちはなかなかにハード。主人公・美嘉の家族(岸谷五朗と羽田美智子)が美嘉の恋愛ごとに翻弄されてちょっと可哀想になっちゃう。出会いも美嘉の好きな人(永山絢斗)にラブレター書いているときに無理矢理キスするヒロにドン引き・ヒロの彼女(波瑠)のスケバンみ・恋愛描写のクセ・自殺しようとしたら白い鳩が飛びかかってやめるなどなどツッコミどころが……自分のこと名前で呼んでるしな…

見終わった。死んだ妻・美奈子の遺した愛車・グレース。カーナビに遺された履歴を辿って旅をするロードムービードラマ。希久夫が旅で出会う人たちも魅力的。美奈子の履歴の思惑を知ると苦しく切なくなったが、希望のある終わり方でよかった。エンディングも好き。 

完走。未解決事件をさぐる特捜班・事件の首謀者として暗躍する国家の秘密結社44、特捜班の暴力装置・台場陣とキャラクターが濃い。三池監督らしく血の演出多めなのも地上波の限界を越えている(小澤征悦めった打ちの最終回とか)。続編を匂わせる終わり方もいい。 

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