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ここ数日、iTunes上でシベリウスの管弦楽曲集を独自にプレイリストに組んだものを聴き継いでいる。演奏はネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ響。BISの録音分がほぼ全部入っている。但し交響曲は別のプレイリストにまとめてある。

Op.順(Op.がないものはJS番号順)に組んでいるので、作風の変遷を聴き進める中で感じ取れる。

その中で最近特に思うのが、シベリウスの作曲活動の中で劇音楽が意外に多いこと。初期の「カレリア」もそうだし、最後期の「テンペスト」まで10作品ほどになる。「ペレアスとメリザンド」や「白鳥姫」辺りが個人的には好みだが、全般に演奏機会が交響曲に比べて低いのが最近の傾向。もう少し取り上げられる機会が増えれば良いのにと思っている。

因みに、歌劇は初期の「塔の乙女」しかないのが好対照。歌曲はそこそこの数を書いているので、声楽作品に興味がなかった訳ではない筈だが、舞台作品には興味があっても歌劇として作曲し切ってしまう方には気が向かなかったということか。

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