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こっちはコミティアで売る原画

キーワード講読、「日本酒」「ビール」とかを入れてみたら、ホームに流れてきて、「お～、人いるじゃん」ってなって急にホームタイムラインが賑やかになった。

なるほど、キーワード講読いいな。除外ワードも入れられるっぽいので、うまく使うと欲しいトゥートが得られそうだわ　#fedibird

『犬を連れた奥さん』は今思えば普通にプロットつまらない（プロットつまらないのは別に減点要素にならない）のに素敵な表現のいっぱいある小説って感じで。
チェーホフは個人的に戯曲の方がヤバいかも。
『犬を連れた奥さん』が600円のケーキなら『かもめ』は600円のボトルガム。

チェーホフ、快楽を得るための娯楽としてはポケモンより即効性高いかも。生の人生経験由来の説得力の重みが乗った美しい独りよがりの感情がとんでもない頻度で口に詰め込まれる。この気持ちよさはカタルシスってやつなのか。

チェーホフ、無限にボトルガム噛んでるようなジャンクな快楽にページをめくらされるけど、一つ一つがちゃんと滋味が感じられたりクスッと笑っちゃったりで飽きがこないし、読み手の自分も野次馬ではなく他人事じゃない気持ちにさせられる迫真性があって「いいもん読んでるなぁ」って心地になる

チェーホフ、自分はキャラの哲学や言い分に「共感してる」ようなつもりでいたけど、その感想の解像度を上げていくとただ「説得力を感じてる」だけなんじゃね？って気がしてきた。
あと私は自分本位で感情的で愚かなキャラをよく好きになるので、登場人物ほとんど全員そんな感じでそういう人たちのやりとりが毎ページギッチリまんべんなく詰まったチェーホフの戯曲ってそりゃ私のど真ん中大好物で当然かも。
まどマギにさやかちゃんは一人しかいないけど、チェーホフの戯曲では4ページに1回は登場人物が独りよがりにねちっこくキレてる。めちゃくちゃ贅沢。
それでいてセンセーショナルというよりももっと素朴に枯れてしょぼくれてるのも上品で好きだ。
言いたいことをここまで赤裸々にガンガン相手にぶつけることって現実にはそうそうない（ないよね？）ので、そこはフィクションなんだよね。でもそこをいかにもフィクションだと思わせないのはこのしょぼくれた上品さから来てる気がする。
考えてみたらチェーホフも結構ジャンクフード感覚というかボトルガム感覚で消費してるな私は。年取ったらこの人たちの言わんとすることがもっとわかるようになるのだろうか。

たけまるがフライゴン20歳で酒が飲めるねって言ったので祝盃をあげたぞ
#ポケモンイラスト