これはスコットとハビの昔話なんですけど
ある日出資予定者のひとりと話合いのために町外れの萎びたダイナーで待ち合わせしてたら先方から電話があって、急用でしばらく時間がかかりそうだから適当に休んでいてくれと告げられちゃってね、手持ち無沙汰になったところでふと店の奥にちょこんと置いてあるクレーンゲーム機がハビの目に入る。店主の趣味かな?ってフラフラ近づくとスコットも後ろを付いてくる。子どもの身長に合わせて作られたのであろう箱は大人の二人には少し小さいの。ポケットに手を突っ込んでみたらちょうど小銭が何枚か出てくる。「兄貴が友達とシューティングゲームに夢中になっている間、8歳の俺はこれで小遣いを浪費してた」懐かしさを覚えながらレバーでアームの位置を調整して商品を持ち上げるけど、落とし口にたどり着く前にポロッとこぼれ落ちてしまう。まぁ一筋縄ではいかないよなとわずかに悔しさを滲ませていたら今度はスコットがおもむろに小銭を投入してレバーを動かし始める。てっきり勤務中だぞと小言のひとつも飛んでくるかと身構えてたから拍子抜けして、しかもあっさりとゲットしてみせたもんだからさらにびっくりする。器用に片眉を上げ「コツがある」と胸に押し付けられた商品はボールチェーンがついた絶妙にかわいくないクマのマスコット。
ハビに旋毛がふたつある前提のスコットの話になるんですけど
スコットにはハビの旋毛がふたつあることを知っているのは世界で自分だけと思い込んでいてほしい。
巻き毛からのぞく台風の目に似たそれがふたつだと気づいたのは会社を興して間もない頃だったのね。あえて口に出すようなことはしなかったけど、気づいてからというものなんとなく気分が良かった。隣にいるからこそ彼の秘密を得られたみたいで。俗に言う優越感。そうして人員をかき集めて事業も軌道に乗ってきたある日、チームメイトが会話の流れでさらっと「ハビの旋毛は双子だからね」と発言したことで一瞬時が止まるんだ。
学生時代は髪型に悩んだなあと笑うハビの横で最初に頭に浮かんだ疑問は「なぜこいつが知っているんだ」で、次に浮かんだのは「なぜ俺だけが知っていると思っていたんだ」
ちょっと考えればそんなわけないと分かるのに何の根拠もなく家族も友人も下手したら本人さえ知らないようなことを自分だけが知っていると無邪気に信じ込んでいたと初めて自覚して愕然としてほしい。
スコットにこんな冷静さを失うほど浮かれた可愛気あります?といったら微妙だけとそこは大目に見て…
ツイスターズ スコット以外の話
・竜巻とは性質が違うとはいえ近年の自然災害考えると他人事とは思えないね
・他の方も散々指摘してる通りたしかに気候変動や地球温暖化といった直接的な言葉が字幕には見られなかった。英語分からないからなんともだけど実際のセリフでは出てきてたのかな?なぜ竜巻が頻繁に発生しているかみなまで言わずとも分かりますねっていう暗黙の了解?
・納屋の過去回想シーンのケイトがあまりにも彼女すぎておれ、おれケイトと付き合ってたかも!?になった
・タイラーはアドレナリンジャンキーっぽいなと思っていたらちゃんと地に足着いてるところもいいバランスでした 出会って数日の男がいきなり実家に現れるのはさすがに怖いが
・チーム竜巻カウボーイはオタクみ〜んな好きなやつ
ツイスターズ ほぼスコットの話
以下すべての解をloveで導くCP脳で申し訳ない
スコットってもしかしなくても……ハビのこと好き!?空港でハビがタイラーにはっぱかけてからさらに色々あって最終的に三人交際に発展するんだなと思うと感慨深くなる(?)けど遺恨はあれ結局迎えに来るスコットの俺がいるだろムーヴも捨て難いから迷うな〜!念のため言っておくと三人交際ってケイト⇆タイラー及びケイト⇆ハビ及びタイラー⇆ハビのことねマジで一番しっくりくるから三人全員で付き合って… ハビは自分がケイトを目で追ってしまうのと同じようにスコットがハビのこと目で追ってるの気付いてないの!?気付いてるけどあえて何も知らないふりしてるの!?チームのみんなはどう見てるの?誰かくれぐれも仕事に影響出すなよって釘刺した?町の人を助けに行かなきゃって車で喧嘩別れした時だってあれスコットが感情あらわにまくし立てたのはぽっと出の女に振り回されやがって相棒は俺だろって苛立ちも多分に含まれていたはずなんだよ。同じような相棒ポジのブーンは素直にいじけてみせたりそして素直に機嫌を取られたりカラッとして見えるけどスコットは明らかに湿度高男で(偏見)あの後仲直りしたとて置いてけぼり食らったことを事あるごとにネチネチ蒸し返すんだろうな。よっぽど傷ついたんだね…
図書館に行ったら小学生が集団で来館しており、夏休みだ〜って感じた。
以下、夏休みの思い出
毎日のように午前中から学校のプールに遊びに行って、昼休みには図書室でわかったさんシリーズや王さまシリーズ読んでた。
自分で弁当箱に白米敷き詰めてふりかけかけただけの弁当を持参していた。プールのすぐ横にある図画工作室が休憩場所になってたからそこで弁当食べて、食べてる間に水着は乾くので、上からタオル被って友達と図書室で暇をつぶしてた。
王さまシリーズ好きだったけどそれはそれとして王さまに対してはなんだこいつ!?という苛立ちを持ったりもしていた。
あと裸足で廊下歩くのは気持ちいいけど画鋲落ちてたら嫌だなーと若干不安だった。
プール帰りに学校近くの売店でアイス買うのが楽しみだった。たまに知り合いのばあちゃんに出くわすとおやつを買ってくれるので、そんな日はこっそりアイス2個食べてた。上がソフトクリーム下がかき氷になってるタイプのアイスがお気に入りだった。
性悪女が身から出た錆で婚約者(大体金持ち美形)に振られるざまぁ系漫画の広告をよく見かけるのですが、これ屈辱を受けたことでスイッチ入った性悪女が本物の"悪女"に覚醒して欲望のまますべてを滅茶苦茶にするパターンの漫画もあるのでしょうか
メギドやったり映画観たりお絵描きしたり
CPの話もする