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その3と4に関しては、身近な比較対照として東アジアの大都市上海と比較するのだけれど。
中心部の交通網がありとあらゆる所に張り巡らされていて、乗降者数の多い巨大駅では出口を間違うと地上に出てから遠回りをすごくすることになるので目的地までの最短出口を探すのが重要。という点では共通しているんだけれど、上海の方はすごい人混みだけれど、道も大きい上に、案内標識が多く迷う人も少ないのでカオスではない。ただ人が多い。
だけなのに対して、東京の方は、出口の表記や乗り換えの表記、主要な観光地への案内表記が少ない上に角を曲がったら表記が消えさる。という設計で、いちいち立ち止まって地図をスマホで確認する。そして道が狭い。その為、都度通路で立ち止まり確認をしなければいけない。という状況が発生しやすく、歩き方もウロウロするのでカオスな人混みが誕生してしまう。そして、やたらと狭い通路を通って曲がって、階段降りて登ってをするので導線が悪いし、視界も悪いし、案内表記も分かりにくいし、疲れている人や長時間の移動がキツい人、大きい荷物の人、色んな人に優しくない。

人任せすぎるし、優しくない。分からん、不案内なお前が悪いと言わんばかりの街では…?
と思いました。

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今回の日本への一時帰国、約5年ぶりで家族にも祖母にも会えて彼女ちゃんも紹介できて、必要なものもゲットできて会いたい人に会えて。が出来た旅だったのだけれど幾つか気付いたことが。

その1
私ドイツ語すげぇ出来るやんけ?!家族と彼女の同時通訳をほぼオンタイムとはすごいのでは?!褒めろ!ここまでドイツ語を磨き母語も保持した私の努力と挫折と日々の学びを!!
からの
その2
お年寄りの方がありとあらゆる所で働きすぎでは?
その3
東京人が多すぎ、混みすぎ、カオスすぎ。迷い混んで二度と出られないかと思った。
その4
その3と関わる点もあると思うのだけれど、街が人間に優しくない。導線が悪い。特に人が多く集中しやすいところに限って。

という点。

彼女ちゃんのうつ病の発作というか、それに巻き込まれてしまってかなり辛かった…
親がいてくれたし、話もすぐにできたからよかったけど。
釣られそうになったし、これは相手の病気のせいで私も彼女ちゃんも決して悪くない。
といういつもの意識がブレかけて…ほんまに、しんどかった。

20年以上拘束され続けた家族から解放されて、新しいけど古い(出生時)の家族に戻れました!!!
一周回って姓が出生時の姓に戻り、クイアフレンドリーなファミリーを選びました!!!
自由だーーーー!!!!!

市役所戸籍課の方、その節はご迷惑をおかけしました。よいお仕事をありがとうございます。

twitter.com/NAVYPINK9/status/1

これ、すごく興味深い現象で。
この間彼女とAfD(=ドイツのための選択肢:極右で移民排斥、反LGBTQ+、コロナ懐疑派)の元党員のドキュメンタリーを見てて。ゲイの元党員が出演してて。(現在も党員に配偶者が移民のレズビアンの人がいる。)
党の囲い込みかたがかなりカルト教団っぽいというのと、多分自己認識や自己の受容が上手くいっていない人の受け皿としてかなり機能してるっぽいんだよな。ということを二人で話し合ってて。
何故かここであれば仲間と共に自分らしくいられる。という経験を強烈に植え付けられるっぽい。

うーん...色々と仮説としては思いつくんだけれど。
知名度の違いと、有名度の違いと、聖人認定されてからの歴史がある人とない人。とはいえ、どちらの人物も教団としては重要人物なので、片方だけというわけにもいかず...的な文脈なのか...
ただ、タイトルが従来から知られていたものと決定的に違うことは確実だし、メインの登場人物も一人ではなく二人なのは確実。その中で人物像に優先度がある。というのはままあることなので、そうだとして...

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とはいえ、だんだん、おっさん...なんでここにおるん?なんでめっちゃメインの聖テレサのアトリビュートに囲まれてるこの空間でひっそり隠れておるん?
もしや後出しで描き足されたパターンなん?おっちゃん...なんでおるんや...

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ゼミ論文のテーマの祭壇画、また今度は人物ではないけれど、細々としたアトリビュートを大量に見つけてしまい...
見るたびに新しい発見。というか、ここまでくるとアレを思い出す。
サイゼの間違い探し。こんな細かいことわかるかいな!!!ってなるやつ。

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学部が西洋美術史なんですが、彼女と話してる時に、「やぶの学部って右左で言うと、右じゃない?リベラルではないよね。明らかに。」と言われ。
個人的には右ではないとは思うが、逆立ちしてもリベラルではない。というのはそう。専攻分野で変わるけれど、(おそらく現代アート専攻は左かつリベラルが多いんでなかろうか。)西洋美術史という分野で想像されやすい、18世紀までのヨーロッパ大陸でのアートを専攻してる連中はかなり保守的だと思う。同じ歴史分野でも、歴史学ならほぼほぼ左なんだけれど、美術史になると途端に保守によるのが興味深いよね。
多分、自分の好きで良いと思っている専攻分野の芸術が”優れている”という盲目的な視点が故にそうなりやすいんだろうと思っている。
”美しい”は見るものの文化的背景や、育ってきた環境、視点、視界の有無によって左右されるし、美しい=他より優れたという意味ではない。

これ彼女ちゃんと話してて。
ÜとUとÖの区別はできるのにLとR ÄとEの区別がつかんのなんでやろねぇ。と言われ。
多分なんだけれど、ÜとUとÖは日本語に恐らく存在しない音なので、学習段階でそういう新しい音である。と覚えたのに対し、LとR ÄとEに関しては日本語に非常に似た音。"ら行"と"え"の音があり、私の脳内ではその近似した音として、LとR ÄとEが処理されており、4種類ある筈が2種類の音として処理されてるのでわからん。というのがあるかも。と思った。
Mies van der RoheとかのRoheは私には日本語のLとR の間の曖昧な"ら行"を使った、ローへと処理され、LとRのどっちかわからん。となり、ÄndeとEnde はどちらもエンデとして処理されてるためさっぱりなのではないか疑惑。
Mies van der ローheだし、Er arbeitet beim えnde.って聞こえてるんやろなって。

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ゼミのテーマになってる祭壇画をまた撮りに行ったんですが、またもや絵画の中の登場人物が増えてて。
行く度に解像度が上がると同時に、(誰?!あなた誰なの?!前見た時はあなた居なかったじゃない?メンバー増やしたの?いつ?もーそういうのはちゃんと言ってよね!)という気持ちになっている。
一回見ただけでは全然見落としがある。っていう発見をしました。
実物見に行くほんと大事。

2年にわたって色んな美術史の分野でプレゼンと論文に明け暮れたんだけれど、本当に良いトレーニングと勉強と今後の学習の足固めに繋がった…
一期目は好きやし、学部の卒論で書いたからと思ってフランドル絵画にしたけれど、好きと研究したいは全然ちゃうな…ってなったのが良い学びになったし、バロックならやっぱりイタリアも…と思って取ったイタリアバロックは内容も絵画自体も全く趣味じゃないということがわかったし…
一番楽しいかも。って思ったドイツ語圏のバロック祭壇の構造や建築は、楽しかったけども、専門知識の足りなさと理系的な感覚が欠けてるっていうのでかなり苦労したので。祭壇建築については、もっと深めていきたいけれど、メインの研究テーマとしたいか?というとちゃうなぁ…ってなったので…
そして今回のゼミでやったオーストリアの教会の祭壇画が一番自分の興味と能力に合致したなぁという気付きがあって。
バロック祭壇に興味があったのは、そこに何故その画家によって描かれ、そのテーマなのか。を考えるのがめっちゃ楽しかったからで。建築ちゃうかった。っていう。
それから、絵画の観察についてはかなり自信があるので、やっぱりそれが活かせる研究分野やな。って気付けたのが本当に、嬉しい。

今回の指導教官にマスター論文指導してもらおうと思ってたのにまさか今学期が最後とは思わんやん!!
(歴史系の教授は死ぬまで大学で研究続けてるイメージがある)
めっちゃショックなんやけど!!!!

昨日のプレゼンが犯罪的に良かった!一緒に考えさせられるように引き込まれた!
ってゼミ生が言うてくれはったんやけど、めっちゃ嬉しいと同時に犯罪的に良かった!!っていう言葉のチョイスに笑てしもたわ。
そんなに…?

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プレゼンの発表が終わって、めちゃくち
ちゃ指導教官に褒められました😳
「批判的に資料を読み、一次資料(この場合は絵画そのもの)を入念に観察して、分析したからこその発見ですね!これこそが美術史ですよ!比較に使った絵画の選択も素晴らしい。様々な可能性を検証していましたね!」とべた褒めでした。
めっちゃ照れるやん😳😳😳
とは言え読んでる資料に間違いがある可能性を念頭に置きながら読め。というのは学部で学んだのが生きた…
西洋史、読んでる資料に誤訳の可能性や訳者の誤読の可能性が全然あるので、いやこの時代にこれはあり得ないのでは?とかそうはならんやろ…となったらまずは誤訳を疑うので、基本原文にあたらなならんので…

ドイツ語に関してはかなり色んな人からお褒めに預かるほど発音にも問題がないし、文法もところどころ間違いはあるものの、かなり高度なレベルで使えるようになってるなぁ。と思うんだけれど、ただ、この育ってきた言語には存在しない音なので、自分では聞き取れていないし、話す時にも区別できない。というのが徐々に出てきて。
因みに、lとrの違いと、eとäの違いが区別できません。全部同じに聞こえます。
ドイツ語母語話者には区別できるそうです。私には出来ません。無理ぽよ。

ふと、自分がかつて日本で住んでいた土地(海はないが湖ならある県)の旧宿場町の山裾の街で、鉄道は単線、町内を山を切り開いて通した幹線道路が貫いている。
で仮に今回の能登で起こったような地震が起こったとして。と考えたら、余裕で孤立地域になりそうで。
じゃあそれだけで、そこに住んでただけで、助けは来ません。救助も支援も出せません。だって、地震が一発来たらすぐにインフラが壊滅するようなとこに住んでる方が悪い。とかいわれたら、一生恨むだろうと思う。
それに、学校の校庭にヘリコプターは停まれへんのか?ドローンは?山越えたらすぐ隣県なんやから、そっから空輸で物資は運べへんのか。
なんで。なんで、なにもしてもらえへんの。できひんのほんまに。ってなってるとこで、無理ですー。って今のTwitterにあるような調子で言われ続けてたら、もうそれだけで絶望的な気持ちになるだろうと思う。
すでに被災しただけで絶望するだろうに。更に。
人災国家過ぎる日本。

彼女ちゃんがあまり食事に積極的なタイプではないし、食べることにあまり好感情を抱いていないんだけれど。
毎日ご飯作る。みんなで食べる。美味しいご飯を食べてもらう、用意することで歓迎の意を表したい。私の両親と相性があんまりよくなくってめんどくせ。ってなってる。
食文化の違いというか、食にかけるエネルギーの違いってすれ違うとかなり拗れそうなんだけれど。
更に個人として、食事事態に忌避感がある人と食事に快楽を追及する人っていう完全に逆方向の人達がいる人達の間に挟まれそうなのが地味にキツいな…

これなんですが、美術史の界隈では稀によくある。
長年世間で認識されていた絵画のタイトルが新しい史料の発見だったり、修復によって、よく見えてなかった部分が分かったりすることによって「いやこれ全然言われてたタイトルとちゃうやんけ。」ってなったパターンのやつです。
ただ今回ちょっと面白くて。
300年近く歴史がある教会で現役で飾られてる主祭壇の絵画が全然言われてるタイトルとちゃうやんけ。案件でして。
描いた画家の研究してた大家の美術史家が19世紀とかに付けたタイトルに沿って研究されてきてたので、先入観+絵の保存状態が微妙ってので見逃されてて。
それを見つけたのでやぶもせんせも大興奮です。

憧れてた夢というか、美術史の学徒なるもの一回はそういう発見してみたい。がおこってしまって。
きゃあああああって感じです。いええええい!
早起きして実物見に行った甲斐あったし、なんならこの国に来て良かった。直接見て自分で写真撮ってとなって初めて発見したことだったので。
確かに知られてたタイトルにしては"らしくない"祭壇画やなぁ。と、寧ろそれがあるからゼミでテーマとして選ばれてたんやろな。さてどんな特徴や唯一無二的な点が見つかるかね。と思いながら取りかかったら、まさか全くの別タイトルやん。となるとは思ってなかったんですよ。

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今学期のゼミの指導教官がすごい褒めてくれるし、すごく指摘が的確で明確な人で。
進捗報告へのレビューが、「よく気づいたね!これは私も見落としてました。この事に気付いて指摘をしたのは貴方が始めてです!心配していると書いていた論理の中心に据えているテーマとの齟齬が生じるのではないか?という懸念ですが、大丈夫です!章立ても正確で緻密なのでそれに沿ってやって全然OKです。そして、この画家の作品のこういうテーマにも注目してみて下さい。貴方のテーマの考察の一助になるでしょう。プレゼンをすごく楽しみにしています。」
って言うてくれはるので、めっちゃ嬉しくなってニコニコ都度もらったメールを読み返してはモチベーションを上げてる。

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