部下の傷病兵たちを連れて僻地の雪国に慰安旅行(裏の軍事目的視察もある)に来ているエリート軍医で子爵で愛妻家のお茶目で食えないナイスミドルなミスターハロルドが、部下の一人が現地の女性と良い仲になり、ド緊張で怖じ気づきながらいざプロポーズをするところを(身内でノリのいいあんちくしょう達な)部下たちと一緒にデバガメチェックしてる時、
「あの馬鹿、ご婦人にプロポーズするのに花の一つも用意しなかったのか?」
「こんな真冬の湖上で花なんか手に入りませんよ」
「氷で花を形作るとか、あるだろう!ご婦人はそういうのが好きなんだ!」
「ずいぶん手慣れてますね」「そんなに女口説いて回ってるのか?」「これは報告しねえと」
「?……待て、勘違いするんじゃない、一般論として言っただけだ!私は獣医として診察をしている騎獣のお嬢さんに差し上げただけだ、妻には言うな!」
てワチャワチャやってたの、好き。
このミスターハロルドの部下たち、「……おまえたち、私のプロポーズの時もこうやって見物してたのか?」「仲間の門出を温かく見守るのは俺らの部隊の慣習ですよ(※小声でソイツに野次を飛ばしまくりながらめちゃくちゃ面白がり観戦ムーブしてる)」だから、本当に良い奴ら