今日は砂場の底を見ました。
【告知】
12月25日発売のSFマガジン2024年2月号にてNOVEL & SHORT STORY REVIEW欄を頂き「パレスチナSF」を特集しました。
パレスチナでは数多くのSFやファンタジーが実ってきました。豊かな物語を育んできた土地を、そこで暮らす人々の魂や尊厳を守れるかどうかは我々一人一人にかかっています。
・特集予告:SFマガジン2月号「特集:ミステリとSFの交差点」予告|Hayakawa Books & Magazines(β)
@Hayakawashobo #早川書房 https://hayakawabooks.com/n/nd445e86cfa06?sub_rt=share_b
・「パレスチナSF特集」で取り上げた小説や詩、鼎談を読む&入手する方法まとめ:https://linktr.ee/palestinesf
3年前の記事だけどなかなか興味深い。日本人の気候変動問題への無関心さは科学的リテラシーの欠如ではなく、気候変動対策を行うと、今までの生活の質が下がったり我慢を強いられたりするのではないかという「負担意識」という観念があるからではないか、そこへの忌避感や嫌悪感から一部の人は陰謀論・懐疑論に走るのではないかと著者は推定している。自分の考えもこれにかなり近い。
何故このような認識になるのかというと、環境問題構造やシステムの問題でなく、「一人一人の意識の問題」だと捉えるという、日本独自の良くない観点が関係しているんじゃないか。例えばテレビの番組なんかを見ていると、「地球を守るために何をしますか」という質問に対して多くの人が、「マイバッグを使う」「食べ物を残さない」などと回答している。つまり個人の問題に矮小化している。だからこそ、環境保護のためには自分の生活を変えなければならない→なんか面倒くさそうという認識になるのではないか。
なぜ日本人は気候変動問題に無関心なのか?
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/83aba01a3b3e7aca73735384bcffc15afd8935d4
#LunchTripパレスチナ西岸地区便 に参加し、西岸地区の生活についてのお話を聞いたりパレスチナ料理を食べたりしてきたので、レポート的なものを書きました。
前編:この状況下で自分がパレスチナのごはんを食べにゆくことに対する躊躇いなど、主に気持ちの話をしています。
https://note.com/itoyama_noe/n/n940ad344468b
中編:長年にわたってパレスチナの日常を撮り続けてきた写真家の高橋美香さんのスライドトークを聞いて感じたことを書きました。後日アーカイブがが公開されるそうなので沢山の方に観てほしいです。
https://note.com/itoyama_noe/n/n3fa1a5dd3751
後編:パレスチナのごはんを食べながら考えたことを書きました。 東京・十条にあるビサン、お料理も人もとても魅力的なお店でした。また伺います!
https://note.com/itoyama_noe/n/n74502b209557
お話を書いたり、はやにえを探したりしています🦗🪱🦎 作品リスト▶︎ https://www.foriio.com/itokawa-noe