ラージャマウリが何をいまはまだ描かなくて、それゆえ徹底して画角に入れてないか、その誠実さが透けて見えるというか
『破天 インド仏教徒の頂点に立つ日本人』(山際素男著)という本を読みました。佐々井秀嶺上人という、インドで仏教復興の運動をされている方の伝記のような本です。
先日、世界ふしぎ発見!のインド特集で見かけたときは「インドで偉いお坊さんをやっている人」くらいにしか理解できなかったのですが、インドの仏教復興のために、弱者救済のために、本当に命を賭けている方でした。アンベードカルの意志を継いで、数千年のあいだヒンドゥイズムに踏みつけられて犠牲になってきた下層カーストやダリットを解放するため、既得権益者やRSSなどのファシズム勢力と戦い続けている(もちろん非暴力で)のでした。
世の中を変えるというのは、地道に仲間や支援者を集め、発信を続け、信頼される人・組織であり続け、根気強く座り込みなどのデモを何度でも行い、それでやっと世間や権力者も少しずつ変わり始めるという、本当に泥くさくて長い長い戦いなのだということがよく分かりました。一方で、それだけの人々の行動を示せば、政治家も無視はできず、変化を起こせるということでもあります。デモの最中の街の様子や、警察の反応も興味深いです。ヤンタル・マンタルという、「政府に訴えたい者は誰でもそこに陣取って抗議できる場所として公に認められている、一種の公認抗議広場」というのがあるらしいのも気になりました。
日本における社会運動が健全に受け止められないことや、そもそもデモをする人やサポートする人がすごく少ない状況は、かなり深刻であると改めて感じます。
他にも見どころがたくさんあって、読んでよかった本でした。山際素男のアンベードカル関連の著作も読んでみる予定です。
ハマスの残虐性を象徴するとして、バイデンやCNNさえ「事実」として言及した斬首の映像が、実際には当局の確認の取れていない怪しげなものだったとワシントン・ポストが曝露している。
アメリカはフェイクニュースを根拠にジェノサイドを行おうとしているのか! https://t.co/hoLarCUpJU
"WHOによりますと、退避の対象となるガザ北部の医療施設は22か所あり、2000人以上の入院患者がいます。
WHOは14日の声明で「南部の病院はすでに大量の患者を受け入れられない状況にある」と指摘。「集中治療を受けている人や、保育器の中にいる新生児など移動中に死亡する恐れがある」として、「強制的に退避させることは死刑宣告となる」と非難しています。
また、多くの医療従事者が自らの命を危険にさらしながら施設にとどまる選択を余儀なくされているとし、イスラエル軍に対し退避通告を撤回し、患者や医療従事者を守るよう求めました。"
WHO イスラエル軍の退避通告「死刑宣告」と強く非難 | TBS NEWS DIG (1ページ) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/778862
イランが“介入”示唆しイスラエルに警告か 米報道
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000319958.html
”アブドラヒアン外相は、戦火の拡大は望まないとする一方で、「イランにはレッドラインがある」「イスラエルがガザへの地上侵攻を実行に移せば対応せざるを得ない」と介入を示唆したということです。”
” イランが介入すれば事態が一層、深刻かつ複雑になることからアメリカのバイデン政権は、東地中海に最新鋭の原子力空母を中核とする空母打撃群を派遣するなどしてイランへの圧力を強めています。”
ネットも遮断されて、ガザにいるはずのジャーナリストたちからの情報が途絶えています。病院の予備電源もなくなっただろうし、保育器に入っている乳児や医療機器が必要な患者は命が危ない。イスラエルは全部わかってやっています。こんなのもう「防衛」じゃない。ジェノサイドです。⇒《イスラエルは先週からガザへの空爆を続け、「完全包囲」を宣言して電力や燃料、食料、医薬品、水の供給を停止している。》
イスラエル軍、「次の段階」を予告 ガザの人道危機深まる https://www.cnn.co.jp/world/35210280.html
《サウジアラビアは米国が支援するイスラエルとの国交正常化計画を凍結》
詳細は次の通り→
詳細まとめ
・イスラエルとの協定は米防衛協定への一歩と見なされる
・中東紛争の中、国交正常化協定はアラブ諸国を激怒させる可能性
・サウジ皇太子とイラン大統領が初会談
・サウジ、米国のハマス攻撃非難要請に反発
・湾岸諸国、紛争がイランを引き込んだ場合の影響を懸念
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