子どもの学習サポートが今年度も引き続きつらい。登校拒否は大分落ち着いてきたかと思いきや、一旦難しいとか苦手だと思った新しい単元を理解に持っていくまで、部屋をぐしゃぐしゃにして大暴れされ泣き叫ばれ、どれだけ根気良く話して小さい課題を準備して理解に繋げようとしても全て無視され、フルタイムの仕事よりずっとキツい、何これ修行なの?と思う。
Fredrik Backman "The winners"ついに読了です。1月から"Beartown"に続けて"Us against you"も読み返し、準備万端でのぞんだベアタウンサーガの完結編。700ページ近いボリュームで読みごたえがすごかった。2ヶ月近くベアタウンにいたので、なかなか心が戻ってきそうにない。本当に?この人たちは皆架空の人?ベアタウンもヘッドも、現実に存在してないの?と不思議に思う。最後の200ページくらい、推しを愛するあまり読みながら自分の脈が上がり、息が浅くなり、手が汗ばんでしまうほどで楽しむというよりも辛かった。こんな年齢になってもここまでフィクションの世界没頭できたのは幸運だと思う。
しかし、何故にフレドリック・バックマンの代表作ともいえるこの作品が日本で翻訳出ないままのか不思議。前は「アイスホッケーの認知度が低いからかな?」とも思っていたけど、作品のキモになるのはアイスホッケーというスポーツではなくてあくまで人間だし、ここ数年日本でもこの作品の事件を想起させるような告発が相次いでるし、国民的な団体スポーツをして育つ男子たちと、小さな田舎街全体がサポートする雰囲気が少し前の高校野球とも通じるなーと思う作品なので、ぜひ出してほしいです。作中で起こる事件そのものはハードだけれど、中高生に薦めたいやつ。もちろん大人にも。ほんと、よくできてるので。HBOでドラマにもなってるんだよね。観たいなあ。
今日はまとまった時間とって読書ができたので、再読中の "Beartown" を大分進めることができました。細かい内容は忘れてたけど、一旦ストーリー把握してる分3年前より解析度が上がった気がするし、ちょっとしたシーンで涙が滲んでしまう。このまま2作目も読んで、新刊の3作目には今月中に着手できるかしら。
トマトスープ『天幕のジャドゥーガル』を読みました。これは噂通り凄い。絵柄はあくまで可愛らしく、中身はモンゴル帝国を舞台にイランの奴隷少女が一冊の本を取り戻そうとするゴリゴリ骨太な歴史漫画。一体このトマトスープさんは何者なんだ!?とびっくりしてしまった。
24時間ほど、子どもからもらった何かしらの感染症で40℃の高熱出して大変な目にあいました。とりあえず今夜は寒気もこないし、大丈夫そう。健康ってありがたいですね。